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なんかもう色々どうしていいか分からない
とりあえず、そこから退いて欲しいのに……
「多分今ぶたれないと、歯止め効かなくなる」
『……は、歯止めとは？』
「ん？この状況で言って欲しいの？」
『ゴメンナサイ。怖いのでこれ以上聞きません』
彼はさっきから俺をぶってと何度も命令をしてくる
……何これ。今からSとMのプレイが始まるの？
とりあえず強く叩いたら怒られることは目に見えているので
ピトッと彼の頬に引っ付ける程度にしておこう
『えい』
「……ねぇ、俺に喰われてもいいの？それわざとやってる？」
どうしよう！睨まれた！なんか逆効果っぽい！
『ごめんなさい！次ちゃんとします！』
今度はペチペチペチとほっぺを叩く回数を増やしてみた
『……ど、どうですか？歯止めとやらは効きましたか？』
「無理。もうブレーキ効かない」
『……え』
そう言って彼は完全に私の身体に覆いかぶさってきて、唇を近付けてきた
『うわぁあぁぁああ！』
── パァンッ
リビング中に私の叫び声と乾いた音が響いた
赤羽くんは痛そうに頬に手を置いて顔を顰める
「……さすがに今のタイミングは凹むわ」
『だ、だって！急にキスしようとするから！！！咄嗟の判断です！！』
「はぁ。なんか俺疲れた」
『それはコッチの台詞だ！』
私は何とも言えない脱力感から、ふと時計を見るともう24時近くになっていた
……夜行性の動物って、猛獣多いよね
……
ダメだ。変なこと考え始めてる
『もう寝ましょう』
「言われなくてもそうするよ」
＊
だが、スムーズに就寝出来ないのが私達である
『ねぇぇぇ、お願いだから一緒に寝ましょうよ〜』
「絶対やだ」
『そんな事言わないで下さいよ！ベッド一つしか無いんですから！』
「尚更Aが使いなよ。俺ソファで寝るから」
『何でですかっ！だったら私もソファで寝ます！』
「二人でソファは意味わからないよ」
この状況はずばり、お互いが何処で寝るのか争いが開幕しているのである
事の発端は、ベッドで寝かせて貰うのはバツが悪いのでソファで寝ると私が言ったことから始まった
だが、彼は彼で気を使ってるみたいでソファで寝ると言い張るので
だったら二人でベッドに寝ようと提案したら即答で無理と返ってきた
どうやら、お互い譲り合いと言うのを知らないらしい
今日の赤羽家の夜は長い
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ハバネロ(プロフ) - 咲来(名前)さん» コメントありがとうございます！(＊´ ∨｀)とにかく明るくて、馬鹿っぽい女の子を書きたかったのでそのように言って貰えて良かったです！現在パート3まで出ているので是非そちらも読んでみて下さいね^^ (2019年6月18日 22時) (
レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
咲来(名前)(プロフ) - 主人公がとってもおもしろいくて、私大好きです、もちろんカルマ君も大好きです、これからも応援してます！ (2019年6月18日 13時) (レス) id: aedff0aee4 (このIDを非表示/違反報告)
鶴 - あんな、ケンカを売るような言い方でしたのに、許して頂いてありがとうございます。 これからも、この小説を楽しみにさせていただきます (2019年5月27日 8時) (レス) id: 0753bc1767 (このIDを非表示/違反報告)
ハバネロ(プロフ) - 鶴さん» いえいえ大丈夫です(*´-`*)この件に関して鶴さんが責任を追う必要はございませんのでご安心下さい。今後このような事態を起こさない為にもしっかり対応の方をさせて頂きますので、いつも通り作品を楽しんで下されは幸いです(＊´ ∨｀) (2019年5月26日 18時) (レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
鶴 - 作者様私のコメントも不快でしたり、誤解を招く可能性がありました不快にさせてしまいましたら大変申し訳ありません (2019年5月26日 13時) (レス) id: 0753bc1767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハバネロ | 作成日時：2019年5月17日 1時
