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♡♡♡
『パンジー！え、くそかわいい！！』
パンジーの仮装は花嫁ゾンビだった。
やばいなんか私達結婚してるみたい。誓いのキスする？？…ごめん。
｢るあも可愛いわよ。ドラコもそう言ってたわ｣
『えっっっっ』
ドラコが！？まってドラコが！？あのドラコ！？
まってやばい今絶対顔赤いじゃん。
あぁ、今なら飛べそうな気がする。なんか体が軽い。
｢恋する乙女は可愛いわね…羨ましいわ｣
『え…？』
一瞬暗い表情を浮かべて意味深なことをいうパンジーに戸惑った。
羨ましいってどういうこと？
｢あなたのお友達が退屈そうだからもう行くわね｣
質問をしようと口を開いたが、パンジーのほうがはやかった。
ちらっとグリフィンドールのテーブルをみるパンジーにつられて私も視線を移すとハリー達…特にロンがまだかと言わんばかりにじっとこっちを見ていた。
はぁ、別に待たなくてもいいのに。
『ごめん…』
｢気にしないで｣
優しく微笑んでスリザリンのテーブルに戻るパンジーに安心しながら私もテーブルに戻った。
｢最近仲が良いみたいね｣
そういってかぼちゃジュースを飲むハーマイオニー。
『え、うん…だって親友だし』
まだ謎なところは山ほどあるけど。
お皿にキャロットケーキやツリーチョコ、りんごなどをのせながらそう言うと、ハーマイオニーはふーん、と興味無さげでいた。
えー興味ないんだ。なんか怖いんだけど。あ、もしかして嫉妬！？
『ふふっ、ハーマイオニーが1番だって』
かわいいやつめ〜〜。そんな思いを込めてりんごをかじる。
うん、牙が邪魔で食べづらいな。折れそう。
｢おっ、1人だけオーラが違うと思ったら姫だったのか！｣
突然両隣に壁ができたのかと思ったら囚人姿のフレジョが座ってきただけだった。
｢うん、なかなかいいな…｣
頭のてっぺんから太ももまで…特に腹出しの部分をじろじろ見るフレジョ。
え、なに。私そんなに太ってた？確かにまだこわくて体重計乗ってないけど。
てかなかなかいいなってなに！？
｢ちょっと、るあをそんな目で見ないでよ。気持ち悪い｣
さすがに恥ずかしくなってきたとき、シスター姿のジニーが双子を睨みながらいった。辛辣。
てかジニー鬼かわなんですけど。ジニーの信者になろっかな。
『んぁっっっ！？！！？』
｢あ、ビンゴ｣
突然全身に鳥肌が立って脳が弾けるような感覚に襲われた。
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作者名：ちるあ | 作成日時：2022年12月28日 0時
