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♡♡♡
パフォーマンスが終わると拍手が沸き起こった。
ロンとハリーが女の子達に釘付けになりながら拍手をしている。それを見て不機嫌なハーマイオニーとジニー。
やだかわいそう。ドラコはこんなふうに拍手してないことを祈る。
｢そして北からはダームストラング魔法学校の一行と校長イゴール・カルカロフじゃ｣
杖を地面に叩いて火花を散らしながら野球部かって思うほどの坊主の男の子達がやってきた。あ、この学校もパフォーマンスしてくれるのね。
てか杖地面に叩きつけただけで火花散るとか摩擦の速度えぐ。
そんなことを思っていると突然男の子達は杖を床に置いて走り出した。
おっとどうした。気が動転したか？
1人の男の子がバク転やらなんやらをしている。
わー、じいちゃんみたい。私もここまでできるようになりたいな。
｢おい、あれって…ビクトール・クラムだ…！｣
ロンが興奮したように言う。
え、ワールドカップの人？すげぇじゃん。
大きな炎を吹いてパフォーマンスが終わる。
いやー、色んな意味ですごかったな〜。楽しい時間をありがとう。
それから夕食の時間。外国人がきたこともあって今日のご飯は豪華で見たことないものばっかだった。
｢あれ、何だい？｣
｢ブイヤベース。去年の夏休み、フランスでこの料理を食べたの。とっても美味しいわ｣
ロンとハーマイオニーの会話を聞きながら美味しそうな食べ物をお皿に乗せる。
日本の魔法学校もきてほしかったな〜。それで友達つくりたかった。
｢良いか諸君、一言言うておこう。永遠の栄光がトライウィザード・トーナメントの優勝者に贈られる。それには3つの課題をやり仰せねばらなぬ。3つの、極めて過酷で危険な課題じゃ｣
｢すっげぇ…｣
また双子が小さく呟いた。
｢そこでこの度魔法省は新たなルールを設けた。これについては、国際魔法協力部のMr.バーテミウス・クラウチから説明して頂こう｣
だれ！？朝からxoxo……ごめん。
教職員テーブルのほうのドアからだれかが入ってきた。すると天井からごろごろと雷が鳴って強い光がお皿に乗ってある食べ物を照らした。
『っ…』
いきなりのことでびっくりして隣にいるジョージのローブを掴んでしまった。
｢怖いのか？｣
『別に…びっくりしただけ』
そういって手を離そうとすると腰を引き寄せられてぐっと距離が縮まった。
え、なんですかこれ。どこぞの少女漫画だよ。
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作者名：ちるあ | 作成日時：2022年12月28日 0時
