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痛みに耐えながらゆっくり起き上がるとアーサーおじさんとセドリックのお父さんとセドリックは空中で歩きながら綺麗に着地した。
え、歩けんの初耳。てか歩いてるところちょっとツボなんだけど。
それからまた歩いて不機嫌で変な服装をしてる2人の男性にキャンプ場を教えてもらった。マグルになりきろうとしてるみたいだけど逆に怪しいからね。
キャンプ場に移動してると段々と騒がしい声が大きくなってきて、数え切れないほどのテントが見えてきた。
｢みんな！クィディッチ・ワールドカップへようこそ！｣
ケルト音楽に箒に乗って飛び回ってる人、楽しそうな声に私もテンションが上がってくる。
やばい楽しそう。こんなの初めて。
興奮して発狂しそうになるのを抑えて、途中でセドリック家と別れて私達はキャンプ場に向かった。
｢あぁ、ここが我が家だ！｣
そういってアーサーおじさんがテントの入り口を
ハリーも同じことを思ってたようで目が合った。
恐る恐るテントの中に入るとさっきのあの小さなテントとは思えないほど部屋が広かった。
そうだここ魔法界だ。忘れてたわ。
｢魔法って凄い…｣
『それな…』
便利すぎる魔法に開いた口が塞がらない。
女子部屋に重すぎる荷物を置いて倒れるようにベッドに寝っ転がった。うわ〜寝たいよ〜。
意識が遠くなったちょうどその時、アーサーおじさんの声が聞こえて目が覚める。
｢水がいるな…｣
｢マグルがくれた地図に水道の印があるよ｣
どうやら水が必要らしい。そうだろうと思って4Lの天然水もってきました。
『あ、水ありますよ！』
｢本当かい！？｣
両手に抱えたペットボトルを机に置いた。
｢4Lも！？もう、言ってくれれば持ったのに…｣
『うんほんとそうすればよかった』
みんなびっくりするほど荷物少ないから持ってもらえばよかった。まじ後悔。時間戻そ。
｢ほんと君って一体何者なの…？｣
『えへ』
ロンに何者？っていわれちゃった。ただの日本人だよ。それに私にはスマホというチートアイテムがあるので！！
昼食を作るために数人薪を集めにいって、いつめんの私達はちょっと散歩をしにいくことにした。
目がいくつあっても足りない。見るだけでも楽しくて私達はゆっくり進んだ。
うわー、他の国にも魔法学校ってあるんだ。なら日本にもあるのかな。
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作者名：ちるあ | 作成日時：2022年12月28日 0時
