ドラコの限界オタクちゃん~3~【ハリーポッター】 (ページ19)

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しばらく歩いてるとシェーマスとディーンに遭遇して、ちょっと話した。

なんかアイルランド応援してっていわれたけどめんどくさいからやんわり断っといた。ハリー達は断れなかったらしいけど。

次はウッドに会った。青少年だ。

『久しぶり～！会いたかった！！』

｢僕もだよ。元気そうでなによりだな｣

まじかっけえ。でももう卒業しちゃって会えないんだよね。ほんと悲しい。

興奮気味のウッドのテントの中でたくさん雑談をして自分達のテントに帰ってきた。

｢遅かったな｣

『色んな人に会ってきたの！』

｢まだ火を起こしてないのか？｣

｢親父がマッチで遊んでてね｣

フレッドにそういわれてアーサーおじさんを見ると、おじさんの周りには折れたマッチが散らばっていた。

あーもったいない。でもおじさん楽しそう。

ハーマイオニーが正しい使い方を教えてあげてやっと火がついた。でも昼食ができるのに時間かかりそうだって。

フレジョはアーサーおじさんの知り合いの人と賭けをしてた。賭け好きだね。

昼食を食べたあと、私はすぐ睡魔に襲われて意識を手放した。

♡

起きた。すっきり。どうやら夕方まで寝てたらしい。寝る子は育つ。

なんか外が朝より騒がしいね。もうすぐだからか。

ハリー達はお土産を買ったり、帽子やマフラーを買っていた。私もとりま緑のマフラー買っといた。なんかスリザリンぽいし。

あ、ドラコってここにいるのかな。えいたら私叫ぶ自信あるんだけど。

妄想が膨らんでいると突然どこからかゴーンと深く響く音が聞こえた。

｢いよいよだ！さあ、行こう！｣

アーサーおじさんを先頭に私達は競技場に向かった。競技場に近付くにつれて叫んだり笑ったりと興奮する声が聞こえてくる。

なんだか私も緊張してきちゃった。

私達は最上階の貴賓席らしく、死ぬほど長い階段を上ってもうすぐで1番上まで辿り着く。

｢すっげえ、パパ！てっぺんの席だ！｣

ロンがキョロキョロしながら興奮気味にいう。

うぅ、これは高すぎる。こわい。

落ちたら絶対内臓破裂するよね。あやばい気持ち悪くなってきた。ちょ、もうやめよ。

｢こうとも言えるな。雨が降ってきたら真っ先に濡れる｣

下の方から声が聞こえて、声の主を探していると目立つプラチナブロンドの2人が見えた。

その瞬間、心臓がドクンと大きくなり頭に響く。そして顔に熱が集まるのを感じる。

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