悪役に執着してどうするお前ら【ブルーロック】

君に会いに来た ページ21

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翌日。


朝から学年全体が浮き足立っていた。


潔たち(メインキャラたくさん)のクラスに転校生が来るらしいという噂は瞬く間に広がった。


しかも、ドイツからの転校生ということで、みんなの興味を増すばかり。






「ドイツってやばくなーい？！私イケメン希望♡」


「どんなヤツだろー？

てかドイツの挨拶って確か…グーテンターク？だっけ」





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「みんな知ってると思うが、今日からこのクラスに転校生が一人加わる！仲良くしてやってくれ。



その前に、コミュニケーションする時に言語の壁があると何かと不便だと思ってな…学校で翻訳機能付きイヤホンを配布することになったから皆使ってくれ」





「…あ、あれ御影コーポレーション(うち)の商品だ」



もちろん、このイヤホン御影コーポレーション監修である。




「んじゃ、改めて転校生の紹介だ。



ミヒャエル・カイザーくんだ」








「”ドイツからきたミヒャエル・カイザーだ、よろしく”」







「きゃ、か、かっこいい…」

「イケメンきた…！！」




クラスの反応など見向きもせず、


カイザーはクラスを見回し、誰かを探している






「”…おい、Aはこのクラスに居ないのか…？”」





「は？！…A、？」


玲王は心底驚き、気づいたら口に出してきた。

カイザーの口から、Aの名前が飛び出すなんて。







「”そこの紫髪、Aを知っているんだな？…教えろAはどこだ”」



「このクラスには居ねぇよ。てか何でお前がAを知ってるんだ…」



「”Aは日本で出会った俺の天使だ。今日会うと約束したからな、会いに行かなければならない”」



「…はぁ？何があったか知らねぇけど、Aに変なことしたら許さないぞ」



「もちろんだ、さてAはどこのクラスだ？」












「Aちゃんって…隣のクラスにいる玲王くんの幼馴染だよね？」


「そそそ、たしか結構美人だった気がする」







後ろの方でヒソヒソと話す女子の会話をカイザーは聞き逃さなかった。





「隣のクラスだったか、


…そこの女子たち情報をありがとう。助かった」





「あ、うん！いえいえ…？」





「”なるほど、隣のクラスだったか…後で会いに行かないとな”」

この人もご執心→←日本語は難しい

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