悪役に執着してどうするお前ら【ブルーロック】

日本語は難しい ページ20

道中は翻訳アプリでの会話でなんとか頑張った。


カイザーは半分以上ドイツ語で普通に話していたので、


半分以上の内容は分かりません。まあ良いか、世の中ノリなのよ





『”目的の駅に着いたよ”』




目的地までは駅からは歩いて行けるみたいなので、




カイザーとはここでお別れということに。





見送りをして、私も帰ろうかなと思っていると、









「ありがとうA。




明日も、…が、学校で…Ah、会いましょう…？」




『…え』



…え？今ちゃんと日本語話した？





『おお！！カイザーすごいすごい！！』




日本語を頑張って話してくれたことに、親のように喜んでしまう




『うんうん！…明日も学校で会いましょう！』




「Ich möchte fleißig Japanisch lernen, (俺はもっと日本語の勉強をして、)
damit ich mehr Gespräche mit dir führen kann.(お前と日本語で話せるように頑張るぞ)」




『んーうん？！

日本で勉強頑張ろうね？！』




「…？？が、がんばる」







『ふふ、日本語になると急に可愛くなる…』


「”おいなんて言ったんだ、こっちを見て笑うな”」






当然可愛いと思ったのことはカイザーにはバレてない。


さっき、私も同じことされたからそれのお返しだよー！！











『はいはい！気にしなくていいのー！



”てか、カイザーもそろそろ行かなきゃいけないでしょ？私も帰るよ”』






駅からまた歩いていかなきゃいけないみたいだし、



駅で長話もあれだもんね。









「あぁ、えっと…、バイバイA」



『バイバイ！気をつけてねー！』

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