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「大和さん、いらっしゃいますか?」
「はいはーい、お兄さんはここだよ〜」
リビングに入ると、お酒の匂いが鼻をついた。
ソファに座って片手でプラプラと酒缶を揺らしている人。
紛れもなく、私が会いに来た人だった。
「ぁ〜〜、マネージャーおかえり〜〜」
「もう、三月さんまで…
お昼から飲みすぎです!」
テレビで司会をしていた男の人もいた。
机の上には数本の空になったら缶が転がっている。
本当に、よくお昼からこんなに飲めるなぁ、と謎の感心。
「大和さん、お客様です。
この前彼女がお世話になったらしくて…ありがとうございました」
紡姉さんにぐいっと前に出されて、大和サンと向かい合う。
お酒でほんのりと赤くなった頬が色っぽい。
「お、この前の泣いてた子じゃん。
どーしたの、こんなところで」
泣いてた子って、覚えられてる。
若干ショック。
『この前お世話になったのでお礼の品を、って思ったんですけど…。
珈琲なんて飲みませんよね』
ごめんなさい、と言おうとすると、彼は私の持っていた珈琲の袋を受け取った。
そして中を見るなり、おぉ〜、と歓声を上げた。
「これ、あそこの角の珈琲店の珈琲じゃん!
ありがとな、俺ここの珈琲好きなんだ」
珈琲も飲むんだ、買ってきてよかった。
宗にあとでもう一度お礼しとかないと、と思っているとリビングに続々と人が集まってきた。
「あれ、知らない女の子がいる!」
「七瀬さん、声が大きいです。聞こえています」
「Oh!いつの間にレディーが来たのですか?」
「おー、渡せたんだ。良かったなー」
「こら、環くんは歩きながら王様プリンを食べない」
モニター越しで見た人たちが、今、たった今私の目の前にいる。
寮に来たのだから当たり前なんだろうけれど、混乱してしまって目の前が真っ暗になってしまった。
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美香虎(プロフ) - 夢花(仮垢)さん» お返事が遅れて大変申し訳ございません。優しいお言葉、ありがとうございます。 (2018年9月17日 19時) (レス) id: dccbcf0598 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - 夢主ちゃんがみんなと一緒に幸せになれますように。本当の“しあわせ”に触れられますように。 (2018年8月6日 2時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
美香虎(プロフ) - 湖@清光可愛い鯰尾君可愛い亀ちゃん大好き!!!さん» 返信が遅くなり申し訳ございません。嬉しいコメントありがとうございます!気の向いたとき更新なので3ヶ月に一度くらいの更新ですがどうぞよろしくお願いします (2018年6月5日 21時) (レス) id: dccbcf0598 (このIDを非表示/違反報告)
湖@清光可愛い鯰尾君可愛い亀ちゃん大好き!!! - 凄く面白いです!あんスタとアイナナの小説意外とないのでこの作品を見付けた時凄く嬉しかったです!迚面白いので更新頑張って下さい!応援しております!では。^ ^! (2018年5月5日 13時) (レス) id: 073b3b6cdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美香 | 作成日時:2017年7月23日 22時