バカ兄貴がすみません【旧多二福】

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『あー！！あっきらさーん！』






今日はよく人に会う日だ。

いや、私が普段対策室から出ないだけか。






｢あぁ。Aか。｣

『はい！Aです！』





｢どうだ、旧多とは｣

『えー、自分で言うのもなんですけど救いようのないシスコンです。相変わらず。』




｢...そうか。｣


｢お前は嫌いか？旧多のことは。｣









『嫌いじゃありませんよ。』


『シスコンすぎてたまにキモイですけど、』





『愛されてるってのは分かってますし、いざと言う時は頼りになるおにーちゃんなので...あの...』







『...あー...えっと......む、しろ...好きです...。』






｢顔が赤いぞ｣



『私もブラコンかもしれません...』







ニヤニヤしないでくださいあきらさん。









｢...家族は、大事にするんだぞ。｣






『...はい。』

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