長女ノ務メ【鬼滅の刃】

番外編.宇髄天元 ページ10

『きょーうは！きょうはっ！たんっじょっうび〜』


スキップしながらルンルンで歩く少女。

傍から見れば少女の誕生日かと思われる。

しかし…


『宇髄さーーーーーん！！！』


見覚えのある後ろ姿に飛びついた少女は続けて言った。


『お誕生日おめでとうございます！』


そう。今日は宇髄天元の誕生日だ。


「おー今日は派手な登場に派手な祝いだな。ありがとうな」


そう言って宇髄の手は少女の頭を撫でた。


『プレゼント！何がいいですか！？』

「そうだな…千尋が嫁になるチケットとかねえか？」

『1億円です。』

「無料にしろよ〜」

『いやでーす！』


『そもそも！宇髄さんには美人なお嫁さんが3人とも…！』

少女が仕事の続きをはなそうしたら触れる唇。


『え！え！えええええええええええ！？』


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大正コソコソ噂話

「千尋さんと宇髄さんが仲くなったのはこの間柱のみんなの前で転んでご飯をぶちまけ、派手に転んだなと何故か気にいられたそうです。」

『なんで炭治郎その事知ってんの！？！？』

「接物した後のお前の反応、中々派手だったな」

『笑ってんじゃねぇよおおおお！？変態祭り野郎！』

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