episode.38 ページ38
◇貴方side
どうする………どうする………
焦って頭をフル回転していて、目の前の人物が私の座っているソファーの私の隣に来ていた事に気が付けなかった。
紅炎「………………………………言え」
「ッッッ!?!?!?」
紅炎「もう一つの言語はなんだ」
近くに来ていた彼の視線が怖い。駄目だ、逃げられない。
ここは、トラン語というべきか……………;???いや、でも私はトラン語という名前しか知らない。
この人は、もう一つの世界の事を知りたいがために言っているのだろうけれど、それを知っている事を悟られないようにしなければいけない。なら、一体どうすればいい…………?
「ッ………………Do you knou this language?」
紅炎「ッッ!?」
「……………This is english.」
紅炎「……………」
「Do you understand?」
紅炎「…………」
咄嗟に英語が出た私、えらい。でもさ、黙っちゃったよこの人。だいぶ丁寧に話したつもりだけれど、めっちゃ考えてるぞ。え、デタラメか?って考えてるでしょ。てか、それよりちょっと離れてくださいよ。
紅炎「なんだ、それは」
「this is english.」
紅炎「……………聞いたことがない」
まぁ、そうでしょうね。逆に聞いたことあるんだったら目が飛び出しちゃいますよ。
紅炎「…………ろ」
「………………へ?」
紅炎「説明しろと言っているんだ!!」
「ッ;!?!?!?」
紅炎「ここに滞在する期間は限られている、さっさと教えろ。全部だ」
「え;」
紅炎「いいな」
「ひゃいッ;!?」
やべぇ、怖い。怖すぎて泣きそう…………………;誰だよ、知的好奇心の塊であるこの人の前で英語喋ったやつ;
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ゆきな☆(プロフ) - アメジストさん» 初めまして、コメントありがとうございます。とても嬉しいです!これからも更新頑張ります! (2021年1月17日 7時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト(プロフ) - はじめまして!(^^) 面白くて一話を読んだ瞬間、星10を押して、お気に入りに登録してしまいました。w これからも応援してます!更新頑張って下さい! (2021年1月17日 2時) (レス) id: d53da3229c (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - しゅーがさん» コメントありがとうございます!嬉しいです!頑張ります! (2021年1月14日 13時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
しゅーが - マギ大好きなので本当に嬉しいです!これからも応援してます! (2021年1月13日 21時) (レス) id: 836c6276bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆきな☆ | 作成日時:2020年12月22日 20時