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episode.37 ページ37

◇貴方side



下女「このお部屋をお使いください」


「ありがとうございます」


バルバッドから帰国してから月日は経ち煌帝国に呼ばれた。今回は眷属の俊君とゼン二人を連れてきた。


「あら、外に皇子様が二人いる……………」


あれは、白龍と紅覇か。本物は違うなぁ〜、素晴らしい。


コンコンッ


「はーい」


下女「失礼いたします。錬紅炎様がお呼びです。ご案内いたします」


やっべ、早速来たかぁー;私、トラン語わかんないよ;???









下女「失礼いたします、魏A様をお連れいたしました」


紅炎「入れ」


「失礼いたします」


通されたのは、書斎か?本がいっぱいある。


紅炎「座れ」


「失礼いたします」


紅炎「あぁ」


「……………………………どのようなご用件でしょうか」


紅炎「お前は遠くの小さな島国出身だと聞いたのでな、詳しく聞かせてもらおうと呼んだんだ」


…………………………………まじか。


「えぇーっと;」


紅炎「どうした、話せない事でもあるのか」


やばいな、鋭い視線がグサグサ刺さってきてるよ。


睡蓮『どうするのじゃ?』


「…………………………………私のいた島国は、東に位置する日本という国です」


紅炎「ほぅ、煌帝国の先か」


「はい、そうです」


紅炎「最近出回るようになった凜民王国の特産物であるお前のその服は、その国の物か」


「はい、そうです。大昔から着られてきた民族衣装のようなものです」


紅炎「言語も一緒か」


「はい、日本語………ッ;!?!?」


紅炎「………ッ!?」


睡蓮『馬鹿じゃな………』


「あ、と、私達の国ではこの共通の言語を日本語と言っていたのです;」


紅炎「……………ほぅ、日本語。この世界の共通言語に国の名前を付けるのか。まるで、その島国の国民達は外の世界を知らぬように聞こえるのだが」


「……………;」


紅炎「それに、名前を付けるという事は…………………………他の言語と区別するためなのではないのか」


「ッ…………」


紅炎「その顔は、図星か」


「……………」


.

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ゆきな☆(プロフ) - アメジストさん» 初めまして、コメントありがとうございます。とても嬉しいです!これからも更新頑張ります! (2021年1月17日 7時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト(プロフ) - はじめまして!(^^) 面白くて一話を読んだ瞬間、星10を押して、お気に入りに登録してしまいました。w これからも応援してます!更新頑張って下さい! (2021年1月17日 2時) (レス) id: d53da3229c (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - しゅーがさん» コメントありがとうございます!嬉しいです!頑張ります! (2021年1月14日 13時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
しゅーが - マギ大好きなので本当に嬉しいです!これからも応援してます! (2021年1月13日 21時) (レス) id: 836c6276bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきな☆ | 作成日時:2020年12月22日 20時

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