第百八十四夜 ページ37
◇貴方side
そして、イヴは話し出した。
私にも聞かされたことと同じ事を。
コムイ「なるほど、違う世界から来た者は全て消滅させる、ということですか。それは、ノアも?」
イヴ「えぇ、あれは最初の世界で生まれた私の子孫。消えるべき人物よ」
ルベリエ「では彼ら、千年伯爵に勝つための勝算はあるのですかな」
イヴ「えぇ、ちゃんとあるから安心して。それにまだ時間はあるわ、今のうちに出来る限りの事をしておきましょう」
コムイ「わかりました、よろしくお願いします」
イヴ「こちらこそ」
これを聞いていると、これから今までとは比べものにならないくらい大きな、歴史が変わるくらいの戦いが起きるんだと自覚する自分がいた。
コムイ「エクソシストの皆が揃ったら、声をかけますので」
イヴ「えぇ、お願い」
そう言って私達は室長室を出た。
退出間際にルベリエ長官の視線を感じたけれど、逃げるようにそのまま退出した。
アレン「あの。ネア、でしたよね」
ネア「あ?」
アレン「……………」
ネア「何か聞きたい顔だな。おいクロス、お前も来い」
クロス「あ?」
イヴ「行きなさい」
クロス「………………ったく」
渋々付いていった元帥。
「ユウ、」
神田「…………」
どこかへ行ってしまいそうなユウの腕を掴んで止めた。
イヴ「今度は覗き見なんてしないから、話してきなさい。私はちょっと用があるから」
「うん。行こ」
神田「…………」
渋々歩き出すユウ。
「ふふっ」
ユウがここにいる。それだけで嬉しくなった。
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ゆきな☆(プロフ) - レーナさん» ありがとうございます( ´ ` *)更新遅くなってしまってますが頑張ります(*^^*) (2020年2月24日 20時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
レーナ - 続き見たいのです!頑張れんこん!ゆきな☆様! (2020年2月24日 20時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - ナナさん» ありがとうございます( ´ ` *) (2020年2月17日 8時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - 凄く面白いです! (2020年2月17日 0時) (レス) id: c9731af75b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆきな☆ | 作成日時:2020年1月26日 17時