episode55 ページ8
夕飯を食べ終わり、しばらく経って至さんにプレゼントを渡そうとリビングを通りかかる。
するとソファに万里くんの姿が。
A「あれ?万里くん?至さんとゲームするんじゃないね?」
万里「あー、やっぱ無理って言われた。お前も今は行かない方がいいと思う」
A「なんで?」
万里「なんでって.....いちいち説明しなきゃいけねえのかよ」
手招きされて万里くんの隣に座り、話を聞く
そして万里くんはこっそり話してくれた
万里「多分、夕飯の時の話が相当ダメージきてんだと思う」
A「もしかして、真澄のこと?」
万里「ああ。でさ、もうお前は気づいてるかもしれねえけどよ」
万里くんは真剣な目をしている
万里「あの人口下手だし、あんな感じで自分の想いを押し殺すタイプだから、俺から言うのもアレだけどさ。 至さんもうお前のこと好きなんだよ。気づいてやれよ」
万里くん、ちょっと涙目
A「うん」
万里「だからさ。このプレゼント。もしお前が至さんを選ぶなら。渡してやれよ」
A「....うん」
万里「じゃあ俺、部屋戻るわ。おやすみ」
A「おやすみ」
リビングには私1人が残される。
真澄も至さんも、とっても優しい人だ。
どちらかなんてそんなことできない。
私はプレゼントの入った袋を握りしめて自室に戻った。
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さら - はじめまして!!お話最高です!!もう大好きです!!2人の推しなので、凄く嬉しいです!!あと綴くんも大好きです!!最後まで応援してます!! (2021年12月8日 0時) (レス) @page36 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
コンクリート(プロフ) - 嬉しいコメントありがとうございます!初心者なので至らない点があるかもしれませんが、楽しんでいただければ幸いです! (2021年8月19日 22時) (レス) id: 2e3a31a212 (このIDを非表示/違反報告)
あぽろ(プロフ) - めっちゃ好きです…!応援してます!! (2021年8月19日 14時) (レス) id: a236361d3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コンクリート | 作成日時:2021年8月17日 15時