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episode31 ページ32

談話室でAと真澄が2人きりになったところから


真澄sideで!


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咲也と万里が部屋に戻って行った。


残ったのは俺とA。



Aを見れば見るほど俺は監督が好きなのかAが好きなのか分からなくなる。



でも、Aは俺が守ってあげないとって思った。



Aの泣きそうな顔はもう見たくない。



真澄「俺、お前のこと心配だから。もっと俺のこと頼って。」



気づいたらこの言葉が出ていた。


Aの驚く顔が愛おしくて、思わず抱きしめてしまう。



かわいい


ずっとこの時間が続けばいいのに





でもそんなことは叶わない。


Aの一声で、振り向くとそこには至。




至は俺のこの気持ちに気付いている。

監督かAか。



そんなのは俺でも分からない。



だけどそれを挑発するかのように至はAに近づく。



正直不愉快



せっかくの時間を邪魔されたので俺は部屋に戻る



部屋に戻ると頭の中に至の顔が浮かぶ




あの余裕ぶった態度




ムカつく



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今度は至sideです!


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リビングに行こうとしたら、談話室でAの声がした。


せっかくだからガチャでも引いてもらおう。



そんな浅はかな考えが甘かったんだと思う。



Aは真澄と抱き合っていた。


とても幸せそうな顔だった。




俺は惨めな俺自身に思わず笑ってしまった。



真澄が俺に気づいた。



相変わらず俺のことを睨んでくる



至「何してんの?」


至「お前監督さんが好きなんじゃないの?」



真澄はかなり余裕が無さそうな顔をしている。


きっと真澄は心の中で葛藤している。



監督さんかAか。




でも俺はそんな優柔不断なやつに好きな人は取られる気はない。



現にAは俺のこと意識している....はず(?)




真澄は部屋に戻ってしまった。



俺とAが残された。



至「ねえA.......」



言いかけた所でAは行ってしまった




至「嫌われたかな俺....」

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設定タグ:碓氷真澄 , 茅ヶ崎至 , A3   
作品ジャンル:恋愛
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コンクリート(プロフ) - ありがとうございます^^ (2021年8月17日 21時) (レス) id: 2e3a31a212 (このIDを非表示/違反報告)
琉美衣(プロフ) - 初めまして! タグ検索でお見かけしてドキドキしながら見させていただきました!! 珍しく、更新日時が近日だったので続きをワクワクしながらお待ちしております! (2021年8月14日 12時) (レス) id: 41e757a735 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コンクリート | 作成日時:2021年7月16日 23時

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