保育士のひーくん先生。

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は「…ぱぱ？」


「っ、あ、…うーん。まぁ、そうだね？」






パパという単語がまさかはるあの口から出てくるとは思わなかったけど、


多分家族からパパを連想させるってことは、おままごとで遊んでいて覚えたか、他の子が話していたのを聞いて覚えたんだろうね。


ちょっとびっくりしちゃった、。






は「ひーくんせんせーがぱぱで〜、ままがまま？」


「うーん、…ふふ。そうかな？」


は「ままはひーくんせんせーのことがすきなの？」


「…、え？」


は「だってさ、ぱぱとままはすきどうしじゃなきゃなれないよ？」


「あ、…そうだね。…うん、ママはひーくん先生の事が好きだよ」


は「ふふ、はるちゃんもままとひーくんせんせーすき！」








やっぱりはるあにこの話をするのはちょっと難しかったかもしれない。




けど、何となく好きとかそういう感情は小さいながらに分かってる気がする。




はるあの言ってる事は間違ってない。




好きだけじゃどうにもならない事も正直あるけど…


好き同士だからこそ、乗り越えられることも支え合ってく事も出来ると思うんだ。






だからきっと、大丈夫。









「ママがひーくん先生のこと好きだって、まだ秘密ね？」


は「なんで？」


「ん〜、ママ恥ずかしいからさ？」


は「ふふ、わかった！」








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