54話 ページ6
「Aちゃん！遅れてごめん！」
あんずちゃんが走ってくる
『あ、あんずちゃんだ』
「あんずさん！ちわぁ〜す！」
「あんずはん？」
「あれ？椎名さんにこはく君？」
一緒にいた椎名さんとこはく君に疑問を持つあんずちゃん
「あんずさんは何でここに？」
『実は私達新しくできたパンケーキを食べに行こうってなってて、今から行くとこなんです』
そう2人に伝えると
「パンケーキ…」
「パンケーキ…!!」
それはもうキラキラとかジュルリとか効果音が付きそうなほどの顔で私達を見る2人
『パンケーキです…ね』
ｶﾞｼｯ!!
『うぉ…』
急に肩を掴まれ、変な声が出る
「是非！お供させてくださいっす！！」
『別にいいですケド…』
(お供って…桃太郎じゃあるまいし…)
「いやぁ〜お二人に会ってよかったっす〜」
「ニキはんはただ食べたかっただけやろ…」
「はは…」
あんずちゃんは苦笑して、こはく君は呆れている
「でも、こはくちゃんも行きたいんっすよね？」
椎名さんがこはく君に聞く
「え、ん…あ、まぁな」
「なんすかその微妙な反応」
こはく君が本当に行きたかったのか心配になる
『もしかして、行きたくなかった…？それなら全然大丈夫だけど…』
「そ、そんなことあらへん！！」
急にこはく君が大声を上げたため、その場にいた3人が驚く
「急に大声上げてどうしたっすか？」
「あ…すまん。はよ行こ」
「あ、そうっすね。どんなのがあるか楽しみっす♪」
「ニキはんは食べ過ぎんことをオススメするわ」
「え、無理っす」
「掃除機…」
「え」
2人はそんなことを話ながら、進んでいく
『私達も行こ、あんずちゃん……あんずちゃん？』
あんずちゃんは少しフルフルと震えていた
『え、どしたの!?なんかあった!?』
あんずちゃんに何かあったのか、不安になる
でも返ってきた言葉は想像してたのものと違って…
「え、どしよ。Aちゃん取られちゃう」
『え、何言ってんの…』
何に私が取られるのか
私の声に我に返ったのかあんずちゃんはハッとして
「何でもないよ…！ほら！行こ！」
と言って椎名さんとこはく君の後を追う
『うん？そうだね？』
疑問を持ちながらも私も3人の後を追った
＿＿＿＿＿
最近更新の量減ったかも…
今思ったけど、文見にくいね←
てかあんずちゃんがギャグ(？)に行っちゃってる
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唏浪(プロフ) - 氷雨さん» コメントありがとうございます！楽しみにしていただいて嬉しいです！🥹オチアンケートのほうもありがとうございます！ (2022年12月30日 23時) (
レス) id: fde1dd71ac (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 続編おめでとうございます！！楽しみにしてます💙オチアンケも投票しました！ (2022年12月30日 22時) (レス) @page1 id: 6b8a2a10b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唏浪 | 作成日時：2022年12月30日 21時
