53話 ページ5
「おねーさ〜ん、暇なんだったら俺らとお茶しな〜い？」
『………』
今私はナンパというものに遭遇している
(何だまじで…ナンパなんて初めてだし)
今日はあんずちゃんと前言っていたパンケーキを食べに行く日
ルンルンでおしゃれして楽しみと浮かれていた気持ちがいっきに憂鬱な気持ちになった
『あの…人待ってるんで大丈夫でーす…』
そう言ってその場を去ろうとすると
「えー？いいじゃぁん、ちょっとぐらい付き合ってよー♡」
そう言うと私の腰に手を回してバックハグのようなものをしてきた
『ひっ…！』
驚きからか恐怖からか、声が出なくなる
(誰か…！)
涙が出そうになるのを我慢して心の中で叫ぶ
すると
「何しとんや」
声が聞こえて、私も男の人達も前を見ると
こはく君と椎名さんがいた
「え？彼氏かなんか〜?w」
そう言って男の人達の1人がこはく君に近づくと
ﾄﾞｻｯ
その場に倒れる男の人
「なんやおどれ、自分から来て。それほどまでに○されたいようやなぁ」
手をボキボキと鳴らし、青筋を立てるこはく君
「えっと……すいませんでした！！！」
男の人は私から離れてその場を去ろうとした
「ん？どこ行こうとしてんねん、Aはんに触ったんやったらそれぐらいの落とし前つけななぁ？」
でもこはく君は逃さない
私は男の人から離れ、椎名さんのほうに行った
「いいっすか？宮里さん、あれはあなたを守ろうとしてなので、いちよう味方っすよ」
『ああ…はい』
わかってはいたが、こはく君を怒らせると怖い
今までのこはく君からじゃ想像できない
「Aはん！！大丈夫やったか！？」
もう男の人達はどこかに行ったのか、こはく君が戻ってくる
『うん、大丈夫だよ、ありがとう』
「そんなら良かったわ…」
いつものこはく君に戻った
(すっごく強かったな)
「ん？どしたんAはん、じっと見て」
見すぎてしまっていたのか、こはく君が聞いてくる
『え？あの、カッコよかったなって』
「……………へ」
そんなことを言うと間抜けな声を出していっきに顔を赤くさせるこはく君
「あ、っ……そんな…ことは、ないけ、ど……」
ドギマギするこはく君
それを見て
「宮里さん、こはくちゃんはまだ15歳っすよ？」
なんて椎名さんに言われた
『？はい』
＿＿＿＿＿
良いの思いつかねぇー！
うわぁぁ！←(精神崩壊、気にしないでね☆)
スランプかな？ん？←
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唏浪(プロフ) - 氷雨さん» コメントありがとうございます！楽しみにしていただいて嬉しいです！🥹オチアンケートのほうもありがとうございます！ (2022年12月30日 23時) (
レス) id: fde1dd71ac (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 続編おめでとうございます！！楽しみにしてます💙オチアンケも投票しました！ (2022年12月30日 22時) (レス) @page1 id: 6b8a2a10b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唏浪 | 作成日時：2022年12月30日 21時
