52話 ページ4
それぞれがお昼を食べる
『椎名さん、いっぱい食べますね』
ずっと横から見てて思ったが、椎名さんの食べっぷりはすごい
さっきパスタを食べていたのに、次はカレーを食べている
さすがにここまでくると椎名さんの胃は尋常じゃない
椎名さんが口を開く
「僕はいつもお腹空いてるんで！」
(うん、それ答えになってないね)
「ニキは何でも食うよな！」
燐音君が肩を組む
「何でもって…僕は掃除機じゃあるまいし…」
やれやれというようにしている椎名さんだが
またすごい勢いで食べだす
3人はまるで、
「掃除機でしょ…」
みたいな顔をしていた
この3人の顔はガチだったから、
自分でも、椎名さんはよく食べる…と頭にインプットされた
みんなが黙々と食事をしていると
HIMERUさんが唐突にこんなことを言ってきた
「宮里さんは好きな人などいないんですか？」
「ﾌﾞｯ!!!」←飲み物吹いた音
「ｹﾞｪﾎ!!!」←食べ物が気管に入った音
「なんで2人が反応するんすか」
なんでこはく君と燐音君が反応するのか
その疑問は椎名さんが先に口に出す
『えっと…何でですか？』
「いえ、気になっただけですよ」
2人のことを一瞬見ては私に目を戻すHIMERUさん
「2人はなぜ反応したんですか？」
微笑みながら2人に問う
「な、なんでもあらへん…」
「ｹﾞﾎ…たまたま気管に入っただけだ…」
「はい、水っす」
「サンキュ」
燐音君は気管に入って少し涙目になっている
『大丈夫？』
「ん…ああ、大丈夫だ」
『そう？』
少し疑問は持ったものの、私は残りのハンバーグを口に入れた
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唏浪(プロフ) - 氷雨さん» コメントありがとうございます！楽しみにしていただいて嬉しいです！🥹オチアンケートのほうもありがとうございます！ (2022年12月30日 23時) (
レス) id: fde1dd71ac (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 続編おめでとうございます！！楽しみにしてます💙オチアンケも投票しました！ (2022年12月30日 22時) (レス) @page1 id: 6b8a2a10b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唏浪 | 作成日時：2022年12月30日 21時
