62話 ページ14
キーコーン
お昼
『……』
「……」
今私は真緒と見つめ合っている
「どしたの2人とも」
『…で、てったの』
「ん？」
『なんで追いてったの！？』
「うわっ」
私が声を張り上げて言うと、横にいた凛月は
びっくりしたのか耳を手で塞いだ
「なんでって、起きなかったのが悪いだろ？」
『じゃあちゃんと起こしてよ！』
「起こしたぞ？3回」
『嘘だぁ！！』
「ホントだって、現実見ろ！」
と怒った真緒の拳骨が頭に振り下ろされる
『っ〜！！』
頭の痛みを抑えるようにして手で抑える
『家庭内暴力…』
「誰がママだ」
『言ってない』
「まぁまぁ、一旦落ち着こーよ」
私と真緒の間に制止の手が入る
「はぁ…しっかり起きれるようにしろよな？」
と真緒の説教が終わる
未だに真緒は頭を抱えているが
『ありがと凛月！』
「もっと感謝していーよ」
『好きです！！』
「ちょっとムリかなー」
『なんでよ、ホントに思ってるんですけどー？』
そう私が言うと、凛月が驚いたような表情をする
「え、ホント？」
凛月が食い気味に聞いてくる
『え、うん』
「！じゃあさ…」
と次の言葉が出てくる前に誰かによって
凛月の口が塞がれる
「はいはい、一旦お昼食おうなー」
「モガ！モガァ！」
凛月は何か言いたげだか、
真緒の手で言葉の1つも聞き取れない
『私さっき起きたばっかだからお腹空いてない』
「ったく、せめて飲み物ぐらい飲んどけよ」
と渡されたのはカフェオレだった
『え…まじママ、』
「誰がママだ」
とまた頭をペシッと叩かれた
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唏浪(プロフ) - 氷雨さん» コメントありがとうございます！楽しみにしていただいて嬉しいです！🥹オチアンケートのほうもありがとうございます！ (2022年12月30日 23時) (
レス) id: fde1dd71ac (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 続編おめでとうございます！！楽しみにしてます💙オチアンケも投票しました！ (2022年12月30日 22時) (レス) @page1 id: 6b8a2a10b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唏浪 | 作成日時：2022年12月30日 21時
