59話 ページ11
朝起きて、真緒と凛月と一緒に学校に行って、勉強して、家に帰って、アイドルのプロデュースをする
いつもと変わらない日常………
とはいかないようです
変わったことといえば、
「宮里さん、今日のHIMERUはどうでしたか?」
「宮里さん!美味しそうなパンケーキ屋見つけたんで、今度行きません?」
HIMERUさんと椎名さんがよく話しかけてくること
「ニキぃ!飯まだぁー?」
「燐音はん、ちょっと静かにせぇや…!」
最近あまり話しかけてこなくなった燐音君とこはく君
「はいはい、注文の品っすよー……あ、そういえば宮里さん。この前言ってたパンケーキ、いつ食べに行くっすか?」
『えーとね、確か…』
「……なんか約束してんのか?」
「そっすよー」
「へー」
ふたりとも素っ気ないような態度をする
(いつもはこんなんじゃないのに)
『えっと、今週の日曜なら…空いてますね』
「じゃあその日にしましょ!」
「すみません!」
「あ、はーい!」
椎名さんはお客さんに呼ばれて行ってしまった
「……いつから約束してたんだ?」
『ん?ちょっと前に誘われてさ』
「そ、か」
『ちょっと、聞いてきたのに何その返事ー』
笑ってみせるけど、燐音君は笑ってくれない
『?燐音く…』
「俺っち帰るわ」
ガタッと椅子が鳴り、燐音君が立ち上がる
「待ちぃや、帰るって言っても、夕方からまた練習あんねんで?」
「あー…その前には行くから」
じゃあなっと言って、こちらを向かずに手を振って出ていこうとする
すると足元に何か紙が転がっていて、それを拾いあげる
『?これ…』
それを言うと同時にバッと私の手から奪い取る燐音君
そのまま店を出て行ってしまった
「Aはん、さっきのなんやったん?」
『あ、えっと…なんでもないよ。ただの紙だったみたい…!』
嘘だ
さっきのはただの紙じゃなくて、
遊園地のチケットだった
_______________________________
更新をサボりまくって早一年……
とはいかないですが、
すごくとてつもなくてサボりました
……スライディング土下座でもしておこうじゃないか
それでも時々見てくれていた皆様には感謝ですね
終わりがいつになるやら……
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唏浪(プロフ) - 氷雨さん» コメントありがとうございます!楽しみにしていただいて嬉しいです!🥹オチアンケートのほうもありがとうございます! (2022年12月30日 23時) (レス) id: fde1dd71ac (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 続編おめでとうございます!!楽しみにしてます💙オチアンケも投票しました! (2022年12月30日 22時) (レス) @page1 id: 6b8a2a10b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:唏浪 | 作成日時:2022年12月30日 21時