43話 ページ44
『ん…』
私はいつの間にか寝ていたみたいだ
「お、やっと起きたか」
そんな声が横から聞こえてくる
横を見ると誰かがいる
(誰？)
寝起きが悪すぎて前がぼやけて見える
(お母さん…？)
そんな勘違いをしてしまっていた
脳内が起きてなさすぎて働かない
私は気づかないうちに目の前の相手に手を伸ばし、引っ張る
その時の私は抱きまくらだと思ったのだろう
そのまま体制を崩して後ろに倒れる
ｺﾞﾝｯ
それと同時に頭に痛みが走る
『痛ッた』
どうやら頭を打ったみたいだ
さっきの痛みでいっきに目を覚ます
目を覚ませば目の前がはっきりとわかる
起きて最初に見たのは自分の部屋の天井と
燐音君の顔だった
「あ、やべ」
『………………は……？』
間抜けな声が出た
「えっと、これは…」
『な、は、ななな、何で……!?』
「ちょ、違げぇよ!?俺っちがやった訳じゃねぇよ…!？」
『そんなこと言ってるんだったらどいてよ!!』
「そんなんわかってるよ！」
2人で大パニック
なんともカオス
すぐに燐音君にはどいてもらった
まぁ、私が押しただけだけど←
『で、燐音君、なんであんなことになったの…！』
燐音君にすぐに問い詰める
「いやぁ〜色々あって〜」
『何、色々って…！』
「そんなに教えてほしい？」
燐音君が近づいてくる
『っ…う、うん…』
燐音君の顔が近くなり驚く
また燐音君は耳元に近づき
「＿＿＿＿」
『!!??』
その言葉に赤くなる
「ぶはっw赤っw」
『仕方ないじゃん…！』
「何、期待していいの？」
『えと…』
その言葉にどう返すか迷う
「じゃあ、俺っち帰るから」
「じゃあな」と、頭をくしゃっと撫でてくる
『あ、うん…』
バタンと、家のドアを閉めて帰っていった燐音君
『まじ、あれどういう意味…!?』
＿＿＿「俺のこと好きになってからな」
『意味わからん…』
燐音side
バタン
Aちゃんの家のドアを閉める
「はぁ゛〜〜」
長いため息をつく
なんで自分であんなことを言ったのかわからない
「てか、まじあいつ危機感持てよ…」
そんなことを呟いた
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
話終って唐突なんですけど
燐音君の言葉で、顔赤くなりますかね？
そこめっちゃ気になってるんですけど、なりますか？
顔、赤く
ならないんだったら、Aちゃん結構慣れてないね
私も言われ慣れてないですけど☆←
唏浪
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唏浪(プロフ) - 氷雨さん» その気持ちわかります…！私も推しにされるとヤバいです… (2023年1月1日 21時) (
レス) id: fde1dd71ac (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - HiMERU様の姫抱き最高なんですが？？？？ (2022年12月30日 21時) (レス) @page49 id: 6b8a2a10b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唏浪 | 作成日時：2022年11月20日 19時
