242話 命(スマホ) ページ42
「う〜ん........それらしき物はないね.....」
ガサガサと草を掻き分けながら、困ったような顔の義勇君がそう言う。
ちょっと皆聞いて、大ピンチなの今私!!
わざわざ自由時間をさいてまで義勇君と錆兎君にスマホ探しを手伝ってもらっているのに、まっっっったく見つかんないのスマホ。どこ行ったんだよ、私のスマホ!!(絶望)
初めてここに来た日からおよそ5日間が経った今日だが、毎日探してもスマホは見つからず.....
意味わかんないよもう腰抜けそうだよ!多分、このペースだとスマホが見つかる前に私がこの時代に適応してきちゃうよ!!(ガチ)
ない、ないよ、全然ないよ......!!
あーもう、確かにこの辺りな筈なのに、本当に見つかんないよ!!いったいどこにあんのさ、私の可愛い可愛いスマホちゃんは!?!(ヤケ)
「薄い長方形の板、か。鱗滝さんも匂いが辿れないらしいし、お手上げ状態だな」
『そうなんだよどうしよう本当、あれないと生きてけないよ私......』
「そんなにか」
錆兎君には何となく引かれているような気もするけど、仕方ないのだこれは。うん、本当にこれは仕方ない。(強調)
だってだって、あのスマホには「同期組写真集(非公認)」とか「教師陣の面白画像(非公認)」とか!
「キメツ剣道部の尊みファイル(公認)」とかが入ってるんだもん....!!(必死)いや、今ここで画像を見れるのかはわかんないけど!
『はぁ、疲れた.......あれからもう5日か......』
錆兎君も義勇君も可愛いけど、いつもほどの癒しが足りないのだ。疲労が溜まる。
あと、やっぱり現代人が唐突に大正の暮らしするのはキツいわな.......日々の仕事大変すぎて足筋肉痛になりそう。ってかなった。(確信)
ここで生きてた前世の私偉すぎな......??もう余裕で崇め称えるわ、前世の私すごい!!
しかもそれに比べて、現代の私はヘナチョコ過ぎな!
もう「修行で子供を滝から落とす」とか聞いたときは、来世を信じてワンチャンダイブ☆ってことかと思ったよ私!!やだ皆体丈夫なのね素晴らしい!!!(前世も同じようなことを思っていた)
「飴工ちゃん.......あ、あ!今日の晩ご飯は、飴工ちゃんが好きって言ってた炊き込みご飯だよ!楽しみだね!」
『え、それホント!?っっっしゃそれなら早く帰ろ、二人とも!お手伝いしなきゃ!!』
「.....板探しは?」
『腹が減っては板探しもできぬって言うじゃん。(目を反らす)』
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作者名:セブンス・エイカン x他1人 | 作成日時:2020年5月13日 20時