【鬼滅の刃】皆さん、お変わりないようで。其の弍

73話　ﾊﾞﾘﾑｼｬｱ ページ41

『伊黒さーん見てこれ！！めっちゃ可愛く撮れてない！？』

「お前は今俺がテストの採点をしていることもわからないのか？｣

『わかるけど見て！！』

「出てけ｣




怒 ら れ た 。


とりあえず誰かに皆で撮ったプリクラを自慢したくて伊黒さんの部屋に行った(邪魔)ら、追い出されました(当たり前)



別に良くない？？一瞬見るだけでも良いのにひどくない？？？
これだから大人ってダメなんだよ(？)





『む......あ、禰豆子ちゃんにアクセサリー渡しに行こうかな....』





女の子同士だし、普通の反応をもらえるのでは！？と期待して、急いでアクセサリーを持って家を出る。



え、今何時だよって？六時ですがなにか？
大丈夫だよ、炭治郎の家近いし。まだあんまり暗くないもん。


伊黒さんが心配するもいけないから、ラインで大まかに説明はしといた。あの人、いつもは冷たい癖にやけに心配するからなぁ.......だから嫌いになりきれない。






『ついでにパン買お.....』




ものの五分ほどでついた竈門ベーカリーは、多分もうそろそろ店じまいなんだろう。中で動き回っている炭治郎の姿が見えた。



えっ......なんか炭治郎メガネかけてるんだけど！？！(大声)

しかも腕捲りして見える腕が色っぺえんだけど！！！制服にエプロン着けてるの好きすぎるｯ！！！！





「あ....もしかしてお兄ちゃんのお友達ですか？｣

『ヴェッ！？あ、ね、禰豆子ちゃん？』

「そうです！じゃあ、やっぱりお兄ちゃんのお友達なんですね｣





笑顔がまぶしい(目が、目がぁぁぁぁぁ)


後ろから声をかけられて振り返ると、炭治郎同様エプロンをつけた黒髪美少女。
あ、禰豆子ちゃんもいう名の天使ですねわかります。




「竈門禰豆子です！よろしくお願いします！｣

『あ、よ、よろしく...ンｯ......き、気にしないで』




思わずキョドッて閉まったがとりあえず握手。
うわぁ手がスベスベだぁ.......炭治郎羨ましいなおい！こんな可愛い子が家に四六時中いるとか！

そのまま中に連れていってもらい、椅子に座り、紅茶が出て........って待て待て可笑しい。私は禰豆子ちゃんと花子ちゃんに用があるの。





『禰豆子ちゃん！これ、今日お買い物に行ったんだけど。花子ちゃんにもあるから、良かったら』

「えっ....良いんですか？｣

『良いの良いの！もらって！』





喜んでくれてなにより....って目の前にパン置いてあるけどこれ食べていいの？？


あ、これうまい(ﾊﾞﾘﾑｼｬｱ)

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