【鬼滅の刃】皆さん、お変わりないようで。其の弍

72話　ゲーセン ページ38

「その嘘はさすがに厳しいと思う｣？いや、なに言ってるかわからないなぁ(目を反らす)



どうやら心の声がすこーし口に出てしまったらしいが(そしてそれを聞かれたらしいが)、まあ気にしない気にしない。

善逸、世の中には知っても良いことと悪いことがあるんだよ？
そしてな善逸、それは気のせいにしても問題ないから気のせいにしときなさい((





しかし、まあ......今の問題は善逸じゃないの。正直、善逸のこととかどうでもいい(最低)


そう！そして、今最大の問題とは＿＿＿＿＿＿＿＿






『い、伊之助〜......あのゲームやる？あ、あれも楽しそうだけどな〜.......』

「イイヨ、ヤラナクッテ｣

「そ、そんなこと言わずにさぁ.....ほら、お前ゲーム楽しみにしてたじゃん｣





皆さんお察しの通り、伊之助君でございます。


ごめんよ私が悪かったから！外にずっとほったらかしてごめんね！！忘れてたの許して！？！(グズ)
はぁ伊之助がへそ曲げちゃったよ.....これはなかなか直らないよぉ.....



皆はアクセサリーショップの中で待つことに耐えきれず、途中から外で待っていた二人のこと覚えてる？私は覚えてなかったんだなこれが(断言)





その二人のうち、玄弥は良いの！顔真っ赤にして許してくれたの！ただ、ただね

伊之助が許してくれねぇんだなこれが！！！！





『私が悪かったからさ〜、ほら機嫌直してよ〜』

「ベツニ、キニシナクテイイヨ｣

『えっマジ.........そんな悲しいこと言わないでおやびん！！大好きだから！！』





ご機嫌取りで伊之助が楽しみにしてたゲーセンに来たのは良いけど、一向に回復しないんだよ。
もう泣いていい？？さっきからめっちゃ努力してるんだけど？？？


善逸も一緒になって声をかけるけど、入り口から動く気配はなし。マジお前そろそろ機嫌直せよ。ほら、また馬鹿しても良いからさ？




『一緒に遊ぶの、楽しみにしてたのに』



「えっ、Aちゃんどこに...｣

『伊之助が来ないならいい。行こう善逸、私善逸と二人で遊ぶから！』





へいへいもうわかったよ！伊之助が遊ぶ気ないなら、私は善逸と二人でプリクラでも撮るから！！勝手にそこで待っとけ！！！



伊之助をおいて慌てる善逸を引っ張り歩き出したとき。





「......俺も｣


『ｯ、わ、わかった！行こう！！』






ツンデレかお前ｯ！！



このあと仲直りして六人でプリクラ撮ったけど、伊之助がただの美少女に成り下がってて首吊ろうかと思った。(本気)

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