【鬼滅の刃】皆さん、お変わりないようで。其の弍

59話　ミッションクリア！！ ページ23

『さっさささ、サビトゥー！！大ニュース！！』

「誰がサビトゥーだ。で、そんなに慌ててどうした？いつにも増して落ち着きがない｣

『待って今地味に刺さった』






いつにも増して？え、それはいつも私に落ち着きがないってこと？？そんなわけな.....ｯくはないけど！！(自覚あり)

走ってきた私が悪いんだけども！！



放課後、部活動の時間になって全力疾走で走ってきた私を見て呆れるサビトゥー(気に入った)。

だってヤバイくらいの大ニュースなんだもん、朗報だよ！！サビトゥーにも嬉しいことだから！！






『部員が、集まったのだよサビトゥー君！！』

「サビトゥー君｣

『ごめん変な言い方した私が悪かった。でも今はそこじゃない』






ごめ、いや、ごめんて！そんなにこんわくすると思わなかったの！ごめんね！？

突然宇宙の話を振られたかのような顔をする錆兎の肩を揺らす。しっかりしてくれ錆兎。君が多分一番しっかり者なんだから(押し付け)







「で、ええと？部員が集まったと言ったか？無一郎と有一郎と.....あとは？｣

『その子達を今から紹介するよ！おいで二人とも！！』







さっと後ろを向いて手招きをする。そして中に入ってきたのは＿＿＿＿＿＿＿






「廊下を走らないでくださいAさん....あ、二年の錆兎さんですか？一年の正一です｣

「同じく一年の煉獄千寿郎と言います。よろしくお願いします｣







前回しがみついて頼み込ませてもらった(ヤバイ)この二人である。千寿郎君はもちろん、正一君も嫌々だけどOKしてくれたのだ！！

いやー、良かった良かった！もう皆良い子だからお母さん鼻が高いよ！！(誰)







『ほら見て錆兎。天使がいるよここに。いやごめん錆兎もだから三人だわ』
(二人とも引き受けてくれてありがとね！私も精一杯サポートするよ！)

「A、建前はどこに行った｣

『無くした』

「よし狂ったな｣

『待ってください嘘ですので見捨てないでください(土下座)』







この間無一郎君に指摘されたばかりなのにどうやら私のお口はまーた本音と建前を間違えたらしい。

無能だな私の口。そして錆兎君置いて行こうとしないでっ私も仲間に入れて！？！(必死)


すっごくいい笑顔で狂ったなって言われたから一瞬涙出そうになったよね。即土下座して錆兎の服にしがみついたわ！








「そうだな....来月、急だが剣道の市大会があるんだ。ただ一位にはならなくていい。....全員で一勝取るぞ｣

『何それイケメン』

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