【鬼滅の刃】皆さん、お変わりないようで。其の弍

50話　呼吸が！！ ページ13

え、ど、どうしましょうねぇ！？

待って本当にいると思ってなかったからなんも持ってない、え、通学カバン使う......！？カバンって投げたら痛いかな、カバンは武器になりますか！？！？(混乱)

いやでもでもっ........仕方ない、投げよう！！



ピッチャー大きく振りかぶってぇ〜、投げたァー！！

当たるはずないとは思いながらも、一応、一応カバンの行き先を見つめる。万が一ってこともないとは言い切れない(と思う)ので.....







「ぐっ.....っ、いってえな！｣






......え、当たった.......？(驚き)

あ、君そういうの当たっちゃう系の人なの......え、ごめんねなんか......？



.....というか待て、相手に罪悪感を抱いている場合ではない。カバン投げちゃったから本格的に武器ないぞ(ピンチ)

さっと周りを見渡すと、近くに持ち手の折れたテニスラケットがある。え絶対役にたたないよこれ((








『ｯ〜〜！！もういいわお前そこどけ！ラケットで叩くぞオラァ！！！！(精一杯の脅し)』

「くそっ！何なんだよ嬢ちゃん、それともお前が金くれんのか！？なら離してや....｣







とりあえずその他に武器になりそうなものがないから、仕方なくそのラケットを構える。



いやめっちゃ持ちにくいんですけどこれ！！なんで肝心な持ち手がないんだよふざけんなよ！(文句言うな)

え、どうしよう切りかかる....？ラケットで？無理だわ。




そう思ったのに体は言うことを聞かず、ラケットを構え直す。







『黄金の呼吸 壱の型 瞬花咲き(ｼｭﾝｶｻﾞｷ)』

「ｯ......グ！？｣







.....................え？



い、今何を.....え、こ、呼吸？ねえまさか呼吸だった？今の？？(困惑)

何故だか体が勝手に動いて、私たちに絡んでいたチンピラの首にラケットが直撃。普通に痛そう。(憐れみ)







『こ、こきゅっ！！呼吸使えたね私今！！見た！？ねえ君見た！？』

「えっと....(主に頭は)大丈夫ですか？｣

『待って今カッコの中見えちゃった』







絶対君コイツ頭可笑しいって思ったでしょ(決めつけ)、だってそんな顔してたもん。

そう思い、その子供の方を見る。そこには、私が現在会うと(トラウマで)倒れてしまう人にそっくりな男の子がいた。









『あれもしかして煉獄先生の弟！？』

「も......もしかしてキメツ学園の生徒さんですか！？｣







めっちゃ偶然だねっていうかそろそろ私逃げたいんだけど良いかな！？！？(ビビりとか言ったやつ死刑)

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