31話 少年、竈門炭治郎 ページ37
なかなか起きないので、少年の顔を覗きこんでみる
ふーん、顔は隣で寝ている鬼とよく似ているなぁ
本当に兄弟なんだ
と、その時
ガバッという効果音が付きそうな程の勢いで少年が起き上がった
ゴンッと鈍い音がして視界が揺れる
『いっ...たぁっ』
「わ、すみません！大丈夫ですか！？｣
少年の頭と私の頭がぶつかったのだ
私が頭を押さえているのに対して、少年はけろりとしていた
もう少し痛がってくれ、お願いだから
少し涙目になりながらも大丈夫と答える
あぁ、とんだ災難にあってしまった
『はは、こっちこそごめんね
えっと、私は義勇さんの連れなんだ
流星Aです、よろしくね』
そう言うと、「義勇さん？｣と首をかしげる少年
『義勇さんっていうのは、さっきここにいた男の人のことよ
あ、君たちをどうにかする気はないから安心してね』
「そ、そうだったんてすね...えっと俺たちを斬らないのは、なんでですか？｣
少し、言葉に詰まった
本当は、私は義勇さんの指示に従っただけなのだが
そう答えるのもなんかなぁ
『色々あるんだけど...しいていうなら、君の妹の目が人間に近かったから
後は少年、君の目がとても優しそうだったからかなぁ』
「目、ですか？｣
不思議そうに聞いてくる少年に頷いてみせる
『そう、まあ詳しくは秘密ね
君の名前は何て言うの？』
「あ、俺は竈門炭治郎です！13歳です！｣
『そっか、よろしくね竈門君』
フワリと笑ってみせると、竈門君も笑いかけてくれた
うん、この子も可愛い
小さい子はだいたい誰でも可愛く見えてしまう
『それでね竈門君
その子を人間に戻すには、鬼殺隊っていう組織に入る必要があるの
だから、竈門君には今から私と一緒に狭霧山に向かってもらうよ』
竈門君に手をさしのべて立たせる
鬼の女の子も目を覚ましたみたいだった
「あ、あの！俺の、家に行っても良いですか
まだ、みんながそのままなんです｣
『...うん、良いよ
あと、呼び捨てで構わないからね
そんなに年も離れてなさそうだし、敬語も外して』
「え、流...じゃない
Aは、今いくつなんだ？｣
いくつ、ねぇ
正確な年齢は知らないけど
『んー、14歳かな』
「え、一つしか違わないのか！？｣
私が答えた瞬間、竈門君は目を見開いた
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セブンス・エイカン(プロフ) - へまとふぃりぃあさん» あはははは.....そうなんです、実はそうなんですよね。夢主ちゃんかなりヤバイですよね！！でも大丈夫、優しくなります。そうです優しくなるんです。(震え) (2020年10月23日 22時) (
レス) id: b773bec88c (このIDを非表示/違反報告)
へまとふぃりぃあ - 私は気がついてしまいました…夢主の方が序盤の鬼よりも人を殺しているのでは と、言うことを (2020年10月23日 21時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ブルーキャット(プロフ) - 作ってあるので入ってみてくださいパスワードは後で言います (2020年3月13日 8時) (レス) id: aed0ea54d9 (このIDを非表示/違反報告)
ブルーキャット(プロフ) - セブンス・エイカンさん» https://uranai.nosv.org/u.php/novel/Kh199809182/ (2020年3月13日 8時) (レス) id: aed0ea54d9 (このIDを非表示/違反報告)
ブルーキャット(プロフ) - セブンス・エイカンさん» はいそんな感じですえっとキャラクターでネズコちゃんも一緒にいるってことになってます本当は箱の中にいますけど夜しか出ない感じです (2020年3月13日 7時) (レス) id: aed0ea54d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セブンス・エイカン | 作成日時：2019年9月10日 23時
