幼馴染のアタシ２【青峰大輝】

41話 ページ11

さて、夏休みは明け(早い)

ついに特訓の成果を見せるときが来た










叶美「B組！絶対勝つよ〜！」



「「いえーーーい！！」」







み「大丈夫？」


『うん！』


み「あら、夏休み前とは正反対」


『心配かけてごめんね！』


み「別に心配してないけど」


『えっ！！』


み「うそうそ」


『う〜〜〜！！』









竜胆「よっ」


『竜胆…』













あの花火大会以来、部活で会うことはあったけど

どうもアタシは避けてしまって

話すのは久しぶりだ








『えと、花火大会のことなんだけど…
あの時はご………』


竜胆「球技大会頑張ろうな！」


『え……あ、うん！』











まるで何もなかったかのように

いつも通り接してくれる

ほんと、竜胆は優しいな…










み「…」

































〜〜…







ピーーーーーッ！！！




「1‐Bの勝ち！」




「「いええええええい！！！」」




『やったねみっちゃん！』




み「てかA大活躍じゃん
アンタ苦手じゃなかったの？」




『えへへ、特訓したんだ〜』




み「(まさか“大ちゃん”と？)」











竜胆「お疲れ！」



『ありがと！男子どうだった？』



竜胆「勝ったよ」



『え！ほんと！』



み「…竜胆、ちょっと」



『みっちゃん？』



み「ちょっと、待ってて」

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