検索窓
今日:14 hit、昨日:4 hit、合計:129,935 hit

29話 ページ30

言われてみれば







そうだったかもしれない









 








 


『田沼くんとはいたって普通だよ

一緒に帰ったり……してる』




 



 







 







そういえば一緒に帰ることしかしてないかも



私がケータイ無いからラインも電話もできないし



部活があるから土日はほぼ会えないし



田沼くん、こんな私でいいのかな




 








 








 






 





和田「まあ、Aがそれでいいなら
私は別にいいんだけどね」




 






 







それでいい









 





わけなくて









でも









だって









 









 









____しょうがないじゃん









 







































 









和田「買ってきたよー」



「おー、ありがと!和田達
ベニヤの残ったやつ色塗ってもらっていい?」



和田「おけ〜」



『これで塗ればいいの?』



和田「そうみたいね」







 









 





ハケとペンキを持つ









塗りかけの板に丁寧に塗っていく









すでに塗られている上に重ねるから









少し色にむらができてしまう









 




「あー、碧山、それ全部
黒で塗りつぶしちゃっていいよ」




『わかった』









 









私は黒いペンキを手に取る









板の目に沿って丁寧に塗る









ピンクで少し塗られていたところも









上から塗りつぶす








 



黒だから混ざる心配もない









 




 





 








 









あ、なんか落ち着く









 









 








ただひたすらに









何も見えなくなるくらい









隅から隅まで









 







 









 









黒く染めた

30話→←28話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
184人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あっぷるな | 作成日時:2020年4月23日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。