【青峰大輝】教えて。キミのこと3【黒バス】［完］

◇89話 ページ9

火神「すみません……




でも、そんな表情(かお)する先輩が行けないんスよ」








ギュッ










『な、にして、』



火神「先輩、オレじゃだめッスか」



『え…』



火神「アイツのために涙なんて流さないでください」



『っ、これはっ………

い、いいから戻りなさい！！！』



火神「うっす」












ガラガラッ









“バスケに私情を挟むな”








ウチなら避けれたボールを




考え事していたせいで




チームに迷惑をかけてしまった









“＿＿＿＿＿＿失格よ”











その、通りだ



何してんだバカ…



そんなの、わかってるはずだろ











『情けないっ………』











ウチは何だ…


チームを支えるはずなのに


足を引っ張ってどうする










『っ…ぅぐっ、ひっく……』









違う違う違う




泣いたって何も変わらない
















『それっ、でも…くやしいよぉ…』
















もっと、しっかりしなきゃ…




自分がこんなにもろかったなんて





こんな、感情1つに左右されすぎだっての





切り替え…切り替え…














『よし』
























そして、8月31日が来る

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