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◇121話 ページ42

ギュッ






大輝に抱きしめられる







青峰「んだよ…オレらずっと両想いだったのかよ…
ハハッ。情けねぇ…もっと早く告ってればよかったぜ」



『それは、ウチも一緒だよ…』



青峰「オレさ、実は結構ショックだったんだよな」



『え?』



青峰「火神のヤローがAの病気のこと知ってて」



『……ん?』



青峰「Aのこと知ってるようで
全然知らなかったんだなって思ってさ。
しかも火神には話してオレには
話してくれなかったから、Aにとって
オレは特別じゃなかったのか、
自意識過剰だったんだなって考えたらすげぇ…」




『待って』



青峰「?」


『大我、ウチの心臓のこと知ってたの!?』


青峰「あの言い方だと知ってる風だったぜ?」


『え、え、ウチ話してないよ!?』


青峰「え…」


『逆に知ってて驚きだわ』


青峰「(じゃあコレもオレの勘違い…)
は……かっこわりぃ…」









頭を抱えだす大輝











『大輝』





青峰「あ?」





『好き』





青峰「…反則」





『え?…………んっ』

















二人の唇が重なる











一瞬のことで頭がついてこない











大輝の顔が、すぐそこ…











青峰「目ぇ閉じろよな…」



『だっ、だって急だったから…////』



青峰「本当にオレでいいのか?」



『え?』



青峰「オレ、Aのことぜってぇ離さねぇよ?」



『それはウチも同じですっ』



青峰「…もっかいキスしていい?」



『ど、どうぞ…』











何度も、何度もキスをした




まるですれ違ってた時間を




取り戻すかのように




長く、長く




優しいキスだった

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あっぷるな(プロフ) - ニッシー(=´∀`)さん» 返信遅くなってごめんなさいm(_ _)mありがとうございます!! (2018年9月5日 21時) (レス) id: 1f5db6c565 (このIDを非表示/違反報告)
ニッシー(=´∀`)(プロフ) - 大好き (2018年7月25日 15時) (レス) id: e4fd1957c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あっぷるな | 作成日時:2017年11月11日 18時

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