◇120話 ページ41
青峰「なんだよ」
『や、何でもない…あの時の事は覚えてなくって…』
思わずそっぽ向く
わー!もうバレバレじゃん!
青峰「言えよ」
顔をのぞき込んで低いトーンで言うものだから
ウチの顔はさらに赤くなるだけで
恥ずかしくて顔を手で隠す
『む、むり…』
バッ
青峰「言わねぇとキスするぞ」
『っ〜〜///』
両手を捕まれ顔があらわになる
『………よ』
青峰「あ?」
『いいよ……大輝なら…』
青峰「っ…あのなぁ………ハァ
それさ、オレ期待しちゃうんだけど?」
掴んでいた手を離し、自分の後ろに付き
空を見上げて、ハッキリとした声で言う大輝
ちゃんと、言わなきゃ…
『大輝、あのね…!』
青峰「待って。オレから言う」
『え?』
青峰「A…
______好きだ」
『え…』
青峰「中学の時からずっと…好きだった
Aとは結構距離近かったから、オレは
Aの特別になれてるとか思ってたけど
実際違くて…自惚れてたところもあったけど
オレは______て、おい!
何泣いてんだよ!?」
嘘でしょ…
こんな日が来るなんて…
『うっ、ウチだって…大輝の中では特別なんじゃ
ないか…とか、考えて勝手に盛り上がって…
聞きたかったけど、臆病だから、ウチ、
聞けなくって…今だって言えなくて…
ウチ…ずっと、ずっと大輝のことが
大好きでしたっ……!!』
喉の奥が熱くなり
涙とともに溢れだす想い
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あっぷるな(プロフ) - ニッシー(=´∀`)さん» 返信遅くなってごめんなさいm(_ _)mありがとうございます!! (2018年9月5日 21時) (レス) id: 1f5db6c565 (このIDを非表示/違反報告)
ニッシー(=´∀`)(プロフ) - 大好き (2018年7月25日 15時) (レス) id: e4fd1957c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あっぷるな | 作成日時:2017年11月11日 18時