◇119話 ページ40
『ぶあっくしゅん!!!』
何コレ寒っ!!
雪でも降るんかなー
パサッ
『え?』
急に暖かくなったと思ったら
肩にかけられている服
桐…皇?
青峰「相変わらず色気の無ぇくしゃみだな」
『大輝!!』
気付けば後ろに大輝がいた
青峰「見に来てたんだな」
そう言うと近くの階段のとこに座る
ウチもその隣へ座る
『色々あってほんとに最後のとこだけどね笑』
青峰「なあ…………
何で最後、オレの名前を読んだんだ?」
『っ///』
真っ直ぐにこっちを見つめる大輝
その瞳に吸い込まれそうになる
久々に大輝と向き合った気がする
大輝、ウチと目そらしてばっかだったし
『……わかんない』
青峰「はあ!?」
『だっ、だって、気付いたら叫んでたんだもん!』
青峰「何だそれ」
『あの時はただ必死で…』
青峰「はっ。Aらしいけどな」
遠くを見て笑う大輝
青峰「あとさ、あん時は、悪かった」
大輝の言う“あん時”ってのは多分
ウチが倒れたときのことだ
『ううん。ウチも大輝と1on1したかったし』
青峰「…それでさ、最後、なんて言ったんだ?」
『え?最後?』
青峰「Aが、倒れたとき…」
ウチが倒れたとき…
『っ////』
青峰「?」
あの時確か、ウチ…
大輝にす、好きって言おうと…
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あっぷるな(プロフ) - ニッシー(=´∀`)さん» 返信遅くなってごめんなさいm(_ _)mありがとうございます!! (2018年9月5日 21時) (レス) id: 1f5db6c565 (このIDを非表示/違反報告)
ニッシー(=´∀`)(プロフ) - 大好き (2018年7月25日 15時) (レス) id: e4fd1957c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あっぷるな | 作成日時:2017年11月11日 18時