◇111話 ページ31
ウィンターカップ当日
『はっ…』
カーテンの隙間から光が漏れてる
今何時かしら
『10時半か…』
「ん…」
『え…パパ?』
ベットの横の椅子で寝ていたパパ
景虎「お、A!起きたか!具合はどうだ!?」
『うん、何ともない』
パパのわりにあまり驚いてない…
ちゃんと由香里ちゃんが伝えてくれたのね
『パパ、あのね______』
景虎「ダメだ」
『え?』
景虎「どうせお前のことだ。ウィンターカップに
行くとでも言うのだろう?気持ちはわかるが
また何かあったら大変だ。すまないが、お前を
行かせるわけにはいかない。ここで安静にしとくんだ」
『パパ、お願い!今日だけでいいから!』
景虎「ダメだ!!!」
『(ビクッ)』
景虎「もしもの事があったら嫌なんだ。
わかってくれ。A…」
『…はい』
景虎「悪いな…けど、Aが大切だからこそなんだ」
『うん、パパの気持ちはわかったよ』
景虎「そうか…ありがとう。じゃあ、また後で来る」
『うん』
ガラッ
『ふう』
ま、ここまでは想定内ね
あのパパのことだ
どうせ行かせてくれないだろうとは思ってた
そのために由香里ちゃんにはパパ達に先に
ウチが目覚めたことを伝えてもらった
運が良ければそれを聞いて安心して
ここには来ない予定だったけど…
直接言いに来たってことは
絶対来るなってことね…
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あっぷるな(プロフ) - ニッシー(=´∀`)さん» 返信遅くなってごめんなさいm(_ _)mありがとうございます!! (2018年9月5日 21時) (レス) id: 1f5db6c565 (このIDを非表示/違反報告)
ニッシー(=´∀`)(プロフ) - 大好き (2018年7月25日 15時) (レス) id: e4fd1957c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あっぷるな | 作成日時:2017年11月11日 18時