第208話 ページ5
「はぁ……」
深いため息をこぼし、見回りの道を歩いていた。
今は厳重警戒として、見回り範囲を広げている。
銀「昼間っから、暗いやつだな。」
新「ちょっと銀さん、失礼ですよ!」
神「A〜、何してるアルカ?」
とそう声をかけてきたのは、通常テンションの万事屋3人だった。
「こんにちは。最近仕事多くて……」
と答えると銀時さんはじーっと私を見たあと、そーかと返した。
「……で、3人は何してるんですか?」
銀「仕事探しだ。」
神「銀ちゃんのせいですっからかんアル」
銀「あと少しで大勝ちだったんだよ!」
と悔しそうにする銀時さんに神楽ちゃんは蹴りを入れていた。
新「…そういえば仕事多いって何かあったんですか?」
「え、あぁ……うん。とある事件について、犯人を捕まえなきゃで、見回り増えて……」
新八くんの質問に答えると、私は再び肩を落とした。
銀「それでか。さっき、土方くんや総一郎くんにも会ったんだよな。」
「……あ、」
神「どうしたアルカ?」
「そろそろ戻んなきゃ……すみません、私はこれで!」
パッと3人に手を振ると、その場を後にした。
神「A……何か暗いアルナ……」
新「仕事多いってだけじゃないのかも……」
銀「……とある事件ねぇ……」
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作者名:Rukapyon | 作成日時:2023年11月10日 18時