【銀魂】色んな人の拠り所に。7 (ページ35)

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第238話ページ35

ひょいっと窓から降り、私はパッと当たりを見回した。

「……えーっと、みんなは…」

土「おい」

「…あっちの方かな」

土「おい聞いてんのか馬鹿A！！！」

下の方から声が聞こえ、ビクッと肩を揺らした。

そこに居たのは土方さんで、私を睨むように見てきた。

土「踏んでんだよ！！お前、どっから降りてきた。」

「……え、3階ぐらい？」

土「なんでおかしいんですか？みたいな顔してんだ！！

というかさっさと降りろ！！」

後が怖いので、パッと降りると土方さんはゆっくりと起き上がった。

土「この体力バカは……」

「さっきから馬鹿馬鹿酷くないですか」

土「連絡よこさず姿くらます奴にはピッタリだろ。」

土方さんは煙草を取りだし火をつけて、私にそう言った。

沖「あり、Aさんの方から降りてきたんですねィ。……土方さん、心配してやしたよ。」

土「お前は余計なこと言うな！！」

沖「ま、Aさんが無事みたいで安心しやした。」

そう言って、沖田くんはバズーカーをカチャッと構えた。

「……沖田くん？」

沖「とりあえず死ねっ！！土方ァッ！！！！！」

土「いや、なんでだぁぁぁ！！！！！」

バーンッ！！！と土方さん目掛けて、バズーカーが放たれ、爆発音を立てた。

「…日常だなぁ……」

そんなみんなを見て、ふとそう呟いた。