第39話 ページ40
そして、私達は何も知らないまま当日を迎えてしまった
私たちが集まった場所は、大江戸遊園地。
いわゆるデートスポットとやらの一つである。
そう、ここはデートスポットなのである。
「何故、私達はここで張り込みをしなきゃ……」
土「まぁとっつぁんの娘のデートを壊せってんはな……」
私は木にもたれかかり、入り口付近で待っている栗子さんを見てため息を吐く。
「…まぁ……栗子さんをあんなチャラ男に渡したくないのは分からんでもないですけど……」
そう、私が真選組に来る前は少しだけ栗子さんと一緒に暮らしていた。
栗子さんの護衛がてら一緒にいたんだ。
だからこそ彼女の人柄を知ってる。
……でも……栗子さんが選んだ人にどうこう言うあれはない
「……仕事休んでまで来たのに栗子さんのデートを壊すのは割に合わないので帰ります。」
松「Aよォ……大丈夫だ。デートを壊すんじゃねぇあいつを壊す……抹殺するだけだァ……」
「もっと出来るわけないでしょ!警察ですよね!マフィアでしたっけここは!!」
大事な休みをこんなことに使ってられないよ……
松「警察もマフィアみたいなもんだろ」
「……はぁ…」
私は呆れて何も言えない。
土方さんも頭を抱えていた。
土「近藤さん、この親バカに何か言ってやってくれ」
近「誰が近藤だ。殺し屋ゴリラ13と呼べ」
なんで君は乗り気なんだよ近藤さん!!!
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Rukapyon(プロフ) - richanh20さん» コメントありがとうございます!土方オチ、ちょっと考えてたのでその方向性でいこうかなと思います!もし、他にもリクエストがある方がいたら複数オチを作ろうかなと思ってます!これからも見てくださるとうれしいです! (2023年5月5日 10時) (レス) id: 9ab6a2b305 (このIDを非表示/違反報告)
richanh20(プロフ) - いつも楽しくみています!出来れば土方オチで!! (2023年5月5日 7時) (レス) @page38 id: eed6dbc501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rukapyon | 作成日時:2022年7月17日 20時