第31話 ページ32
星「あーもう!とりあえずこいつに神楽は任せられない!神楽は連れて帰る!」
私はどうにか神楽ちゃんから何か言ってもらおうと考えていると、ドゴッ!と鈍い音がした
神楽ちゃんが星海坊主さんを蹴って怒っていた
神「何勝手に決めてるアルカ。
Aが止めてたヨナ?それに、今まで家庭放ったらかしにして勝手にやってたパピーに好き勝手言われたくないネ。
私は勝手にここに来た。だから、帰るのも勝手。」
……やばいよこの空気
夜兎のガチ喧嘩止めなきゃ周りが危ない。
「ちょっと神楽ちゃん、星海坊主さん!……あ!」
バリーンっ!と窓を割って外に出て行った2人。
「……まったく仕方ないな。
あんまり家庭の事情に首突っ込みたくないけど、周囲が危ない。悪いけど、私も行かなきゃ」
ひょいと窓から飛び出るとファミレスの屋根の上に乗った
「んーっとお二人さんは……そこか。」
ぴょんぴょんと屋根伝いで近づいていく
「……お二人さん。いい加減にして貰えますか。
星海坊主さんも神楽ちゃんも言いたいことは充分に分かります。親子喧嘩に首突っ込むのもヤボだってことも。
でも……街を巻き込むのはやめて頂きたい。
ここには江戸市民が普通に暮らしてるんです。
戦場じゃあないんです。強くはいいません。
ここで暴れるなら帰っていただきますよ、2人とも。」
2人の間に入って辛辣に言った。
私の職業はあくまでも真選組である。
江戸の治安を乱すのならばここから出ていってもらうしかない。
……私にはこんな言い方しか出来ないんだ。
“大切なものさえも取りこぼしていくだけの私には。”
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Rukapyon(プロフ) - richanh20さん» コメントありがとうございます!土方オチ、ちょっと考えてたのでその方向性でいこうかなと思います!もし、他にもリクエストがある方がいたら複数オチを作ろうかなと思ってます!これからも見てくださるとうれしいです! (2023年5月5日 10時) (レス) id: 9ab6a2b305 (このIDを非表示/違反報告)
richanh20(プロフ) - いつも楽しくみています!出来れば土方オチで!! (2023年5月5日 7時) (レス) @page38 id: eed6dbc501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rukapyon | 作成日時:2022年7月17日 20時