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甘美な少女 ページ13
{DIOside}
ｶｯｶｯ
ｶﾞﾁｬ···
ﾄﾞｻｯ
他の輩より先に手に入れた極上の血の小娘···
細い首から見える血液の流れ···
ﾄﾞｸｯﾄﾞｸｯと脈を打ち肌からその血の匂いを隠しきれてない
ｷﾞｼｯ···
DIO「光栄に思え小娘
お前の血、全ては···
このDIOのモノだ」
小娘の首に牙を突きつけようと屈み込んだ瞬間だ!!
ﾄﾞｫﾝｯ!!
DIO「何事だ？」
ドアを壊して入ってきたのは···
小柄な男だ
「その女
こち渡すネ」
DIO「このDIOに向かって礼儀を知らない小僧だな
この小娘はDIOのモノだ
簡単には渡せぬな！」
「なら···
こちも力尽くで手に入れるだけネ」
小僧は素早い動きで小娘に近付こうとしてきた
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!
そんな動きでこのDIOを超えられるものか!!」
コイツは恐らくスタンドを知らぬ
圧倒的にこちらが有利だ!!
DIO「ザッ・ワールド!!」
ﾌﾞｫﾝｯ！
そして、時は動き出す···
ﾊﾟｯ!!
DIO「な、何ィ!?」
確かに時を止めたはずなのに···
何故、小僧の手に小娘が!?
「お前がなにか仕掛けてくるのは目で分かたネ···
コイツは貰てくネ」
DIO「ま、待て!!」
クソっ！
逃げられた···!!
あの男···どうやって···!?
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