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4:糸はピンと張りすぎるといつか切れる ページ11

「オイオイ、聞いたか副長の話」

「何?」

土方が浪士に襲撃を受けて、それを伊東が助けてから隊士達はその話をよくする。

鬼の副長とまで言われた男の話だ、話題になるのもうなづける。

「副長…浪士どもに囲まれて土下座して助けてくれって泣きついたらしいぜ」

そして屯所にある道場の倉庫ではジャンプを読む隊士達によって丁度その話がされているところであった。

そんなはず無いという者。いや、確かだという者。

「オイオイ、その辺にしとけよ。こんな話してるのきかれたらことだぜ」

土方の手腕を疑うような話に局中法度で禁止されているジャンプの回し読み。もしバレたらどうなるこたやら…

「ちょっと貸して」

って

「ふっ…副長ォォォォォォ!!い…いつの間に!!」

いつの間にか現れていた土方に倉庫で回し読みしていた隊士達は慌てふためく。

「オイ」

「はっはいィィ!!」

「TO LOVEるって面白いよね〜」

土方がそう言った瞬間の隊士達の顔は物凄いものであった。
顔面崩壊とはこのことを言うのだろう。

「分かりますかこの数々の冒涜!」

会議中の電話に拷問という名の修学旅行の恋バナ(風である)。普段の土方なら考えられない所業の数々。

「土方さんが変なのはいつもじゃない。きっと何かがプツンと切れたのよ」

「ちょっとAさ〜ん」

山崎に洗濯を取り込むのを手伝って貰いながらそんなことをAは言うが心では違うことを思っている。

何かがおかしい。あの鬼の副長に何があったのか。

5:沖田が大爆笑どころか声を出して笑うのってレアだよね→←3:ちょっぴり利口で可愛い女中です♪



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光華 - とても面白いです更新頑張ってください応援してます (2019年8月1日 23時) (レス) id: e145b750ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茉莉 | 作者ホームページ:p://  
作成日時:2019年2月22日 20時

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