2:似たもの同士の2人 ページ2
夢主side
「久しぶりに金が入ったから呑みに来たのにさぁ多串くんが来るとか本当に最悪」
「コッチだってな久しぶりの外呑みなんだよ」
そう言いつつ土方さんが銀時の近くの席に腰かけるあたり2人の仲が伺える。
2人の間にある席に自分も腰をかける。
「まぁまぁ2人とも」
「なんで真ん中に座るんだよ」
「だって空いてたんだもの」
ムスッとした顔の銀時と土方さんにお酒をついでやりメニューを注文する。
というかその間にまた喧嘩が始まってるし。
なんだか昔の銀時と晋助を見てるみたいだわ。
「お姉ちゃん、綺麗だねぇ。2人の知り合いかい?」
何となく感傷に浸っていると大将に声をかけられる。
「えぇ一応」
「あの2人、ここで遭遇する度にああなんだよ。会いたくないなら店変えればいいのにねぇ」
そんなことを言う大将。まぁ笑顔で言っているから本気では思ってなさそうだしこんな風にいつも微笑ましく見守っているのだろうな。
というか絶対2人とも仲良いよね?
「しばらくしたら落ち着くだろうからお姉ちゃんも一杯やりなさいな」
「いえ、私は」
酒なんてしばらく呑んでないし記憶が飛ぶくらい弱いので、と遠慮をする。
「いいからいいから。お姉ちゃん綺麗だしサービス。おじさんから」
そう言ってお酒をグラスに継いでくれたのでまぁせっかくだし、と口を付ける。
3:酒は飲んでも飲まれるな→←(おまけ)居酒屋篇 1:些細な幸せが本当は1番大切
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光華 - とても面白いです更新頑張ってください応援してます (2019年8月1日 23時) (レス) id: e145b750ea (このIDを非表示/違反報告)
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