(おまけ)居酒屋篇 1:些細な幸せが本当は1番大切 ページ1
夢主side
「居酒屋に、ですか?」
「あぁ、付き合ってくれねぇか」
私がかぶき町に戻ってきてから1週間。
日常の幸せというものを改めて噛み締めている頃である。
「えぇ、いいですよ」
特に断る理由もないので快諾する。
「一人酒にも飽きちまってな。総悟はまだ飲めねぇし近藤さんは呑むって言ったらキャバクラだし」
あぁ、スマイルか。
沖田くんによれば近藤さんを迎えに行く度にそのルックスの良さから女の人達に囲まれてしまうとか。
「他の隊士も嫌がるんだよな」
それは貴方が無茶して呑んでグロッキーになることがあるからですよ。とはいえず心の中でそっとつぶやく。
「お前、酒は強いのか?」
土方さんの言葉にう〜んと頭を捻って当時の記憶を思い出す。
攘夷戦争以来お酒はもしかしたら呑んでいないかもしれない…
「呑んだ後はいつも記憶が無いです」
「ってそりゃ弱いってことだろ」
「まぁお酌くらいは出来ますから」
当時呑んだ後はいつも目を覚ますと布団の中にいて近くにはたいてい晋助がいた。
「程々にしとけよ?」
「土方さんもですよ」
さすがに大の大人1人を背負って屯所までは戻れない。
そう言い合うと土方さんの行きつけの居酒屋の扉を開ける。
「銀時」
なんと入口のカウンターには銀時が。
銀時と土方さんはお互いの存在を認めると表情を曇らせる。
「「なんで手前がいる」」
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光華 - とても面白いです更新頑張ってください応援してます (2019年8月1日 23時) (レス) id: e145b750ea (このIDを非表示/違反報告)
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