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15話 ページ15

「かつて世界最強の魔女として世の中を賑わせたあなたの名前を、知らないわけがないでしょう?」

「その呼び方もやめてもらえる?」

「何故?何か言われて困ることでも?身分を隠してこのような教育の場で働かせるのは、やはりよくないと思いますわよ」

アンブリッジの視線が再びダンブルドアの方に向く

「先程言った通り魔法省としては、これからもここで働かせるおつもりなら彼女の行動全てに監視をつけるべきかと」

「此方も先程と同じ答えじゃ
彼女は危険ではない、監視など必要ではない」

「そもそも、何故私を監視できるつもりでいるの?無謀で愚かな策を堂々と語るのは馬鹿のやることよ」

Aが椅子に座り、それをアンブリッジが見下ろす

「私を世界最強と思っていて、それを監視できるだけの実力が自分にはあると?自信過剰もそこまでいくと少々痛々しいわ」

Aがアンブリッジを見上げて、口角を上げた

アンブリッジは込み上げる怒りをなんとか抑えようとして、しばらく黙り、冷静を装って答える

「あなたの方こそ、随分と酷い態度をとりますわね?噂通り、魔法省が随分とお嫌いなようで」

「嫌いじゃないわ
ただ、権力に媚びへつらう愚かな豚の集まりを魔法省と呼ぶのなら話は別」

アンブリッジの顔は赤かったが、またしばらくしてようやくなんとか微笑みを浮かべた

「魔法省へのそのような言動、今後は慎むことをおすすめしますわ
監視の件は一旦取り下げましょう
ですが、もし何か問題でも起きたら魔法省が動くということをお忘れなく」

魔法省が動く、というのはただ職を奪われるに留まらず、おそらくAを何かと理由をつけて世界最強魔女の話に繋げ、捕らえることを指しているだろう

Aはええ、と穏やかに頷いた

「忘れないわ
ただ、あなたの方も私に対するその態度、慎んでね」

アンブリッジはかろうじて聞こえないふりをして椅子に座り直した

そこから、何度か論争になりそうなタイミングはあったが会議は無事に終わる

数日後に迫る新学期に向け、Aは気を引きしめる

教師として魔法省の人間がくるとは思ってもいなかった

Aの方から動く前に、向こうから動いてくれたことに関しては、リスクは高いがより早急に事を進められそうだ

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マニ。(プロフ) - ターコイズさん» ✉️。ありがとうございます。ターコイズさんのボードの方に返事送ったので通知来てると思います。ボード返事待ってます! (1月23日 7時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - マニ。さん» こんにちは〜!作品読んでくださってありがとうございます!お誘いもとっても嬉しいです。ボードあまり慣れてないのですがぜひお話させてください! (1月23日 4時) (レス) id: e084e939a0 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ターコイズさん» ✉️。こんにちは!いつも作品見ています。もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか?これからも更新応援してます💖 (1月22日 7時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - くろあんさん» 返信遅くなって申し訳ございません。読んでくださってありがとうございます!受験の励みになったこと大変光栄です。今も大変な時期でしょうか…!?遠くから応援しております!頑張ってください!コメントありがとうございました。 (1月22日 5時) (レス) id: e084e939a0 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - tukina0123さん» 返信遅くなって申し訳ございません。親世代から長々と読んでくださってありがとうございます!更新頑張りま〜す!! (1月22日 5時) (レス) id: e084e939a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ターコイズ | 作成日時:2021年11月20日 2時

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