36話 ページ38
「今日で1年終わりか…早いねー」
Aたちはホグワーツ特急に乗り、お菓子を食べながら話していた
リリーはセブルスと他のコンパートメントにいる
「Aは羨ましいよ…リリーの家に行けるなんて」
ジェームズと同じタイミングでシリウスもため息をついた
彼は今、魂が抜けたかのようだ
「ブラック家の長男は大変だね」
リーマスがそんな彼の様子に苦笑いをする
「シリウスもリリーの家に来ればいいじゃん」
「お前、エバンズがそれを許すとでも思ってんのか？」
「いや、全く思ってない」
そう言ってAはニヤリと笑う
「お、あと15分くらいで着くみたいだよ」
ジェームズがそう報告すると、Aはそっかと小さく言う
「どうしたのA？」
「2年生でもみんなと一緒に楽しみたいなって思って」
そう言ってAが笑うとシリウスが顔を背けた
リーマスとジェームズはニヤニヤしている
「そうだね!!悪戯もたくさんしようね!!」
「うん！ちょっとリリーの所行ってくる」
そうしてAがコンパートメントを出ていった
「全く……乙女かい？君は」
ジェームズが軽く呆れたように言う
「うるせぇな…」
「言っておくけど君に笑みを向けられたほとんどの女子はそうなっているんだよ」
リーマスの言ったことにシリウスが反論しようとするとリリーのコンパートメントに行ったと思われるAの声が聞こえた
「退いてくださいませんか？あ、通じてません？ごめんなさい私英語しか話せないものでして…」
「いやいやまさか、通じてるよ
だからさ、ちょっとでいいから俺達の所来てよ」
｢なんも悪いことしないから、ね？ほらほら早く｣
シリウスがガタンと音をたてて立ち上がる
「お、俺行ってくる」
「はーい」
ジェームズは未だニヤニヤと笑ったままだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 664人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ターコイズ(プロフ) - (腹)黒雪姫さん» 確かに原作では姉、年上と出ていますがこれは翻訳者の方がそう捉えただけであり、本来は妹だそうです。もしかしたらこのことも間違ってるのかもしれませんが、私はペチュニアを妹としてこの物語を進める予定ですのでご了承ください (2015年10月13日 2時) (
レス) id: 1341dc0cf7 (このIDを非表示/違反報告)
(腹)黒雪姫(プロフ) - あの……ペチュニアって姉ですよ？勝手にすみません！これからも応援します！ (2015年10月13日 1時) (レス) id: 94e9eaec97 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - ジュリさん» 案ありがとうございます。先輩方に提案してみますね(´∀｀*) (2015年5月4日 14時) (レス) id: 1341dc0cf7 (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ(プロフ) - すいません。またまたですが作り方を調べて作るとかですかね。 (2015年5月4日 12時) (レス) id: 03aa139b91 (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ(プロフ) - あとミンスパイ、かぼちゃパイ、糖蜜パイ、かぼちゃジュースとかどうでしょう (2015年5月4日 12時) (レス) id: 03aa139b91 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
