27話 ページ29
「ってことで早くベッドから出て！プレゼントきてるよ」
楽しそうにAは言うが、シリウスはまだはっきりとしない頭で話した
「別にプレゼントきてるなんて……」
当たり前だと言いかけてシリウスはふと思った
両親のいない、今まで友達もいなかったAが毎年当たり前のようにプレゼントをもらっていたとは思い難い
というよりその確率はゼロに近い
｢どうしたの、シリウス
プレゼント早く見たくないの？」
Aに顔をのぞき込まれてシリウスは我に返る
「いや、そうじゃないけど…プレゼント見に行くか」
こうして2人はプレゼントの前にやってきた
「わぁ…すごい」
目をキラキラさせるAを見てやっぱりはじめてなのかと思ったシリウスも自分宛のプレゼントを眺める
「よしじゃあ開けてくよ！まずこの赤の袋！シリウス宛にもあるよ」
「これか？リーマスからだな」
Aは丁寧に包装を開けていく
「中身は…お菓子のセットだ！」
「あいつ自身がお菓子大好きだからな」
シリウスが言っている間にもAは近くにあった袋を開ける
「これは……リリーからだ！
すごい！マグルの本だって！」
「…これなら俺も知ってる、家の奥の方に埃被って何冊かあるんだよ」
ブラック家にしては意外だなと思いつつも、埃を被っているということは当主が存在すらも忘れているということだろう
それから2人に共通できているプレゼントを見る
「こっちは？ピーターから」
「リーマスと同じお菓子だ」
シリウスの声が低くなる
「またかよ…」
だがAはその発言よりももっと大事なものに気がつく
「問題はジェームズからのこの箱だよ」
Aがそう言うとシリウスも初めてその問題に気づいた
「悪戯以外ありえないな……」
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ターコイズ(プロフ) - (腹)黒雪姫さん» 確かに原作では姉、年上と出ていますがこれは翻訳者の方がそう捉えただけであり、本来は妹だそうです。もしかしたらこのことも間違ってるのかもしれませんが、私はペチュニアを妹としてこの物語を進める予定ですのでご了承ください (2015年10月13日 2時) (
レス) id: 1341dc0cf7 (このIDを非表示/違反報告)
(腹)黒雪姫(プロフ) - あの……ペチュニアって姉ですよ？勝手にすみません！これからも応援します！ (2015年10月13日 1時) (レス) id: 94e9eaec97 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - ジュリさん» 案ありがとうございます。先輩方に提案してみますね(´∀｀*) (2015年5月4日 14時) (レス) id: 1341dc0cf7 (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ(プロフ) - すいません。またまたですが作り方を調べて作るとかですかね。 (2015年5月4日 12時) (レス) id: 03aa139b91 (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ(プロフ) - あとミンスパイ、かぼちゃパイ、糖蜜パイ、かぼちゃジュースとかどうでしょう (2015年5月4日 12時) (レス) id: 03aa139b91 (このIDを非表示/違反報告)
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