救世主の使い道 ページ35
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『う"〜〜〜…届かない…』
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支配人にお稽古で使う資料を持ってきて欲しいと頼まれ、倉庫に取りに来たのだが…。
生憎高い位置にあって届かない。
脚立はって？
そんなもの、この倉庫に置いてあるわけないじゃないか。
置いてあったとしてもきっと乗ったらすぐ壊れてしまうよ。
さて、どうやって資料を取ろうか。
なんならいっそ戻って私より身長の高い男どもを連れてくるのもあり。
というかこの悩んでる時間って一番無駄だよね分かる分かってる。
けど決められないんだもの！！
いい案が出ないんだもの！！
どうしようか…と頭を悩ましていると、
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丞「何してんだ？」
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通りすがりの丞さんに話しかけられた。
救世主…。
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『丞さんんん…。
助けてくださいいい…』
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��あれを取りたいんですぅ…��
と指さすと、手を伸ばしいとも簡単に取ってくれた丞さん。
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『…かっこよ』
丞「これぐらい普通だろ」
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��無理して取ろうとして怪我するなよ��
と言い、倉庫を出て行った。
さて、私も早く稽古場に戻るか。
そう思い、他に頼まれていた資料や物品などを抱えて倉庫を出ようとした。
しかし、思いのほか腕に収まりきらず、せっかく抱えたものが腕から落ち、床に鈍い音が響き渡った。
…あっちゃ〜。
またかけ集めるの面倒くさー…。
はぁ…と1回ため息をつき、落ちたものを拾っていると、
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丞「…何してんだ」
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再登場、丞さん。
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『あはは…。
思ったより荷物多くて落としちゃって…』
丞「ったく…、さっき忠告したばかりだろ…」
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��1階に戻った途端すごい音が聞こえたからびっくりしただろ��
って、わざわざ戻ってきてくれたとか優しすぎかよおい…。
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丞「ほら、俺が持ってくからお前は今手に持ってるものだけでも先に持ってけ」
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と、残りの荷物を拾ってくれた。
男前すぎる。
惚れちゃう。
丞さんは元々体が大きいだけあって、やっぱり男女の力や体の大きさの差を感じた。
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『…なるほど、丞さんの筋肉はこういう時のためにあったのか』
丞「違うからな」
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リクありがとうございました！
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riara(プロフ) - さらさん» 大丈夫です！お話考えておきますね☺︎ (7月2日 11時) (
レス) id: 2b69cc4f02 (このIDを非表示/違反報告)
さら - お返事遅くなってすいません！！お話それぞれが、良いです！！大丈夫ですか！？ (7月2日 0時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
riara(プロフ) - さらさん» 初めまして、コメントありがとうございます☺︎リクエスト承りました。それぞれのお話と2人同時のお話、どちらがよろしいですか？☺︎ (6月30日 22時) (レス) id: 2b69cc4f02 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！このお話めちゃ大好きです！！凄く気に入ってます！！私もリクエストいいですか！？ガイさんとシトロン書いて欲しいです！！ (6月29日 0時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
riara(プロフ) - ユニさん» いつもありがとうございます！気に入って頂けたようで何よりです☺︎ (6月28日 17時) (レス) @page46 id: 2b69cc4f02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：riara | 作成日時：2022年2月3日 21時
