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第7話 ページ8

その日からハルヒと共に雑用をこなす日常を送ることになった私達。






色々と起こる中で騒がしいバカキング。



ハルヒを横目にさっさと雑用をこなしていた時常陸院兄弟に話しかけられた。





「「眞之塚先輩って、いつアイツが女だって知ってたの?」」




ただの言葉なのに見事にハモリが利いる。さすが双子。



『いつからって……幼馴染だから元から知ってたさ……。』





返事しながら棚に紅茶を戻していると興味なさげに



「「ふーん、」」




と返してくる。


『質問はそれだけかい、光くんと馨くん』






「……え?」

「今……」






「Aくん!!!こちらに来てくれー!」


『おぉっと、呼ばれたから行ってくるよ。


あと………………、あー、やっぱいいや。』








付け足しに何か言おうとでも思ったけど言わないでおこう。


きっと、まぁ。






彼ら自身でそれに気づく時が来るからね。








唖然推している2人を置いて須王の元へ行けば




ハルヒが買ってきたインスタントコーヒーをまじまじと見ており



ゾロゾロと物珍しそうに覗きに来る。





ここは見世物か







庶民の知恵だのなんだの言われてハルヒは少々イラついているようだった。






『インスタントコーヒー、便利ですし結構美味しいよ。味も様々で、それに案外癖になってしまうものさ』





須王の横から除くようにインスタントコーヒーを見れば少々慌てていた。







『飲んでみればいいんじゃないか?

須王も虜になってしまうかもな、インスタントの』






クスリと笑うと須王は思いっきり立ち上がった。

勇気の見せどころかなんだかで結局須王はインスタントコーヒーを飲むことになった。

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あむ(プロフ) - わざわざありがとうございます…!!最新楽しみに待ってます…!! (2021年6月28日 13時) (レス) id: e532501f78 (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - こんな素敵な作品ありがとうございます!!モリ先輩の夢小説など少なくてこの小説で夢主ちゃんとの関係が少し悪い感じ大好きです。。。更新楽しみに待ってます!!!!!! (2021年6月17日 9時) (レス) id: e532501f78 (このIDを非表示/違反報告)
だい - すごく面白いです!更新楽しみにしています。 (2021年4月22日 21時) (レス) id: a83cac688b (このIDを非表示/違反報告)
ミミ子 - 神!、オモロい!、!!!! (2021年4月13日 21時) (レス) id: ec0741b59c (このIDを非表示/違反報告)
最高 - 神!!!!頑張ってください! (2021年1月29日 20時) (レス) id: f0ef8aefa1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねむ | 作者ホームページ:   
作成日時:2020年3月15日 1時

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