28リヴァイside ページ30
…
エルヴィン「昨日の壁外調査お疲れ様
いい活躍だった」
リヴァイ「俺はなんもしてねぇのに
なんで俺が巨人を殺ったことになってんだ?
逆にAに助けられた方だぞ」
エルヴィン「もちろん知っているが…
Aはあまり目立つのが嫌いなんだよ
分かってやってくれ」
リヴァイ「エルヴィンとAは親子なのか?」
エルヴィン「おや?Aから聞いたのかい?
珍しいな、人に自分の事に話すなど
信頼されてきているんだなそれならよかった」
リヴァイ「信頼か……」
エルヴィン「だが、実の親子ではない」
リヴァイ「なんだと?」
エルヴィン「Aは小さい頃に私が拾ったのだ
そうだな、私がなかなか寝付かなくて
ちょっと外に出て気分転換しようと思ってね
出たら…人影が見えて、近くに寄ったら
髪の白い小さな女の子が座って寝ていたんだよ
服は着ていなくて布で一枚に包まっているだけだった
私は何かの事件に巻き込まれてここまで逃げて来たのかと思い…すぐに保護した
最初、彼女を保護した時、最初に彼女が発した言葉なんだと思う?」
リヴァイ「………」
エルヴィン「…僕を殺してくれ……そう言ったんだ
体には沢山の傷跡や火傷の跡が沢山あってね
その時の彼女の瞳は未だに忘れてないよ
私を恐怖の目で心の底から殺してほしいと訴えているかのような瞳をしていた」
リヴァイ「…なるほどな……」
エルヴィン「彼女の事いろいろ調べてみたけど
何も出てはこなかったんだ、いつ産まれて、何処で育って、彼女の本当の親はどこなのかすらも
そして名前すらわからなかったんだよ」
リヴァイ「名前もだと?」
エルヴィン「彼女に聞いても…無い…
1度も名前で呼ばれたことが無いと言ったんだよ
だから…Aって名前を付けてあげたんだ
それから、彼女の口から今まで起きた事にを聞いて…
最初は孤児院にでも預けようとも考えたが
同じ事が繰り返されると思ってね
私がその子の仮親となったんだよ」
リヴァイ「………なぁ、もう1つ聞いていいか?
Aの…その過去って一体なにが…」
エルヴィン「いいだろう…」
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うさ丸(プロフ) - りなさん» 読んでくれてありがとうございます!頑張ります! (2016年6月16日 0時) (レス) id: 06a8f9d778 (このIDを非表示/違反報告)
りな - 続き楽しみです!頑張ってください (2016年6月15日 23時) (レス) id: 0a995d8172 (このIDを非表示/違反報告)
うさ丸(プロフ) - あやなさん» ( ゚д゚)本当だ!すみません!ありがとうございます (2016年6月15日 19時) (レス) id: 06a8f9d778 (このIDを非表示/違反報告)
あやな(プロフ) - 突然失礼いたします。ロック、ではなくノックなのでは? (2016年6月15日 19時) (レス) id: 810e1796cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うさ丸 | 作成日時:2016年6月15日 15時