21過去編 ページ23
A「………僕を………殺して」
「何があったのかは知らないが
安心してくれ、君には何もしない」
そんな言葉
信用出来ない……
A「…………嫌………もう…」
すると
男の人の人は僕の頭を優しく撫でてこう言った
「私は調査兵団所属のエルヴィン・スミスだ
もう、怖がらなくて大丈夫
とは言っても最初は信用されないのも当然かな?」
そう言い僕に温かいお茶を差し出してくれた
なぜだろうか
普通のお茶なのに
とても美味しかった…
その味は今だに覚えている
エルヴィン「少しは落ち着いたかな?
君の名はなんて言うのかな?」
A「………………」
エルヴィン「んーー困ったな…」
A「……………ない…」
エルヴィン「無い?」
A「………………」
そう…名前なんて
僕には最初からなかった
親からもお前とかおいとかしか呼ばれなかったから
エルヴィン「そうか、では私が名付けよう
んーー、そうだなー
Aなんてどうかな?」
A「………A……」
エルヴィン「気に入らないかな?」
初めてのもらった僕の名前
この頃は何も思わなかった
この頃はただ…どうやって逃げ出すか
いつ
やられるのか
そんな事しか考えてなかった
それからしばらく経ち
そのエルヴィンという人は
僕に本当に何もしてこなかった
それどころか
いつも僕に優しくしてくれる
エルヴィン「美味しいかい?
おお、今日は完食出来たね
偉い偉い、よしよし」
A「……………//////」
この人なら
信じられる……
そう思い始めた
エルヴィンに僕が今までなにをしていたのかを
聞かれてそれを全て話した…
それを聞いたエルヴィンは
大泣きしていた
その頃の僕にはそれは理解できなかった
エルヴィン「そうか……そんなことが
もう、大丈夫私が君の親になろう」
その日からエルヴィンは僕の父となった
124人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うさ丸(プロフ) - りなさん» 読んでくれてありがとうございます!頑張ります! (2016年6月16日 0時) (レス) id: 06a8f9d778 (このIDを非表示/違反報告)
りな - 続き楽しみです!頑張ってください (2016年6月15日 23時) (レス) id: 0a995d8172 (このIDを非表示/違反報告)
うさ丸(プロフ) - あやなさん» ( ゚д゚)本当だ!すみません!ありがとうございます (2016年6月15日 19時) (レス) id: 06a8f9d778 (このIDを非表示/違反報告)
あやな(プロフ) - 突然失礼いたします。ロック、ではなくノックなのでは? (2016年6月15日 19時) (レス) id: 810e1796cb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:うさ丸 | 作成日時:2016年6月15日 15時